名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3、TEL 052-971-8546)と久屋大通オープンカフェ推進委員会は6月1日、同塔1階タワースクエア(屋外)で名古屋にある大学の学長による講義「サイエンス・オープンカフェ」を開催する。
同イベントは今年5月から始まったもので、「科学を身近に感じてもらう」をコンセプトに、プロジェクターなどを使い、学長が設けた「科学」に沿ったテーマについて講義を行うもので、9月までの毎月第1金曜に開催される。タワースクエアで購入した飲食料金が参加料という形式で、飲み物を手にしながら気軽に講義を受けられる。
第1回の名古屋市立大学の西野学長により今月行われた講義「イチローはなぜ、あんなに良くヒットをうてるのか?」は、わかりやすい内容で一般参加者にも好評だったという。第2回となる今回は、藤田保健衛生大学の中野浩学長による「内視鏡最前線『胃を内視鏡で治す』」をテーマにした講義のほか、藤田学園混声合唱団による合唱コンサートも行われる。
同塔広報担当者は「テーマ内容はそれぞれの学長の専門知識によるのでさまざま」と話す。「仕事を終えた社会人の方にも科学に楽しく接してもらいたい」との思いから、開催時間は18時~20時30分に設定している。
7月6日は名古屋工業大学の松井信行学長、8月3日は名城大学の下山宏学長、9月7日は愛知学院大学の小出忠孝学長の講演を予定している。