栄のカフェがリニューアル-本格的トラットリアに業態変更

「trattoria S quattro(トラットリアSクアットロ)」店内。小型の「まき窯」(=左手前)が設置された。

「trattoria S quattro(トラットリアSクアットロ)」店内。小型の「まき窯」(=左手前)が設置された。

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 栄のカフェ「S4(エスフォー)」は6月21日、「trattoria S quattro(トラットリアSクアットロ)」(名古屋市中区栄4、TEL 052-262-0320)と店名と業態を改め、リニューアルオープンした。

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 同店はこれまで、店内にDJブースを設置し音楽を中心とした「カフェ」として展開してきたが、今回のリニューアルでは、「オープンして5年が経過し、節目を迎えた同店をより進化させるため」に、「安全で安心して食べることができる料理」をコンセプトに「トラットリア」として本格的なピザやパスタを提供する店舗としてオープンした。

 店舗面積は約120平米、席数は40席を設ける。長野のイタリアンレストランでピザを焼いていたというオーナーの山崎さん思いが反映された同店には、小型の「まき窯」が設置された。「まき窯」があることで、店内で本格的なピザを焼くことができるほか、炭火焼きや自家製の薫製なども作ることができるという。

 料理に使用する材料は、生産者がわかるもの、信頼できる精肉業者のみを使用するなど、「安心して食べられる旬の食材」を厳選しているという。主なターゲット層は20代~40代の女性。

 ピザ生地は、小麦の味を引き出すために4日間低温熟成させたものを使用。厚みは、厚みのあるナポリ風と、薄いミラノ風の中間程度の厚みにしているが、女性1人でも1枚食べることができる軽さだという。また、パスタも季節の素材を取り入れ、野菜を中心に構成され、使用するオイルを控えめにしているのが特徴。提供するパンもレーズンや苺など、季節のフルーツを酵母にした天然酵母を使用した自家製のものだという。

 主なメニューは、水牛から作るフッファラを使用したピザ「フッファラとにんにく」(1,600円)、「5種類のチーズのPizza」(1,800円)、「季節の野菜のペペロンチーノ」(1,300円)、「フレッシュトマトとモッツァレラのパスタ」(1,400円)など。

 山崎さんは「自分のなかでイメージしていた『ピザ屋さん』を開くことができた。流行に合わせるのではなく、日本人がおいしいと思う料理を提供していきたい。カジュアルな感じで気軽に来店してもらえれば」と話している。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ダイナー=17時30分~22時(月曜、火曜、木曜、日曜)、17時30分~23時(金曜、土曜、祝日前)。水曜定休。

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