13人の作家が「神様」をテーマに表現-大須「モノコト」で作品展

「それぞれの神様展」の様子。作品のもとには、願い事が書かれた紙が。

「それぞれの神様展」の様子。作品のもとには、願い事が書かれた紙が。

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 大須のショップとスクールとカフェが一体になったショップ「モノコト」(名古屋市中区大須2、TEL 052-204-0206)では、「神様」をテーマにした作品の展示「それぞれの神様展」を行っている。

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 テーマ「神様」について同店の森田さんは「今時期、世の中ではセールというイベントが多い中、モノコトらしい企画は何かと考えたとき、ふと頭に『神様』が浮かんだ」とし、「日本人は、12月はクリスマス、続いて除夜の鐘、年が明けて初日の出、初詣と神様を数多く取り入れていることから、神様のイメージの受け方が多様にあると思った。そこから『作家はどんなイメージをもっているのか?』と興味が沸いた」という。

 参加している作家は13人で、愛知県在住者を中心としている。同店から約50×35センチの木箱を提供しこのサイズに収まる作品を募ったが、結果、箱に色を塗って作品の一部としたもの、複数出品する作家、箱を大きく飛び出してキャンバスペーパーに表現するなどさまざまだった。作品内容は、銅版作家による陶器でできた神様や、硬貨や外国の紙幣などを使っている作品、鼻をモチーフに作品づくりを続ける作家の鼻から金銀の糸が出ているオブジェなど、静かな印象のものからにぎやかなものまで表現は豊か。作品は基本的に販売している。

 また、気に入った作品のもとに願い事を書いた紙を貼ることができ、利用客が作品を見た一方、作り手は自身の作品のもとに貼ってある言葉を見ることで「イメージの交換ができる」(森田さん)という。開催は1月20日まで。

 1月19日には同店で、バンド「たま」のメンバーだった知久寿焼(ちくとしあき)さんのウクレレライブも開催され、「『神様』のイメージにぴったり」(同)だという。開演は19時、料金は2,500円(1ドリンク付き)。70人限定。
モノコト

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