ランの館にチョコレートの甘い香りがするラン-バレンタインイルミも

チョコレートのような甘い香りがする「オンシジウム・シャリーベイビー」。背景にはハート形のイルミネーション

チョコレートのような甘い香りがする「オンシジウム・シャリーベイビー」。背景にはハート形のイルミネーション

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 ランの館(名古屋市中区大須4、TEL 052-243-0511)内ラン温室の「アトリウム」で、チョコレートのような甘い香りがするランの展示などが行われるバレンタインイベント「LOVEイルミネーション」が開催されている。

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 ランの名前は「オンシジウム・シャリーベイビー」。南米産のランで、特に午前中に強く香りを放つという。展示は、ハート型にかたどられたレンガの中に100株の鉢植えを並べ、ハートの花壇に仕上げている。花の色も赤茶色で「チョコレートをイメージさせる」(同館の木村さん)。

 季節のランに加え、「ラブ」や「ウエディング」など愛にちなんだ名前を持つランも展示し、「ラブゲーム・リップスティック」「ラブメッセンジャー・テレパシー」「コチョウラン・ウエディングプロムナード」など、色とりどりな花を咲かせている。そのほか、ランで囲まれた約2メートルのハート形ピンク色LED「イルミネーションハート」の奥にはふたり掛けのいすが設けられ、撮影ポイントになっている。

 「100種類におよぶハートにちなんだ飾りを用意した」(木村さん)というアトリウム内は、電飾、オーナメント、ハート型の葉を持つ植物などで飾られ、中には茎をハート形にくせ付けて育てて作られたハート形に花が咲き並ぶコチョウランも展示されている。16時以降はシャンデリアが点灯し、イルミネーションも一層明るさを増す。「暖かい温室の中で楽しんでもらう暖かいイルミネーションを満喫してほしい。ランの旬は1月後半~3月で、これからどんどん新しく咲いたランを展示する予定」(木村さん)。

 営業時間は10時~20時。入園料は、大人=700円、中学生以下=無料。3月18日まで。

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