主にアート写真の展示販売を行なう大須のギャラリー「GALLARY ORCHARD(ギャラリー・オーチャード)」(名古屋市中区大須4、TEL 052-251-7571)は2月2日より、花をモチーフとした作品や作家の世界観の一部として花が写っている作品を集めたグループ展「Flower Power展-花が伝える写真家たちの視点-」を開催している。
同展では、テリ・ワイフェンバッハ、ロン・ヴァン・ドンゲン、マイケル・デウィックなどの欧米の人気写真家たちと、斎門富士男さん、セイリー育緒さんなど日本の新進気鋭写真家たちが撮影した、花をモチーフにした写真の数々を展示販売している。今回の展示は、「色彩的にもインパクトのある」(同ギャラリーオーナーの岡田さん)カラー写真の作品が中心。
岡田さんは「これまで、多くの写真家が花を使い、作家の世界観を表現してきた。作家が世界を見つめる視点の一部として写っている花は、忙しい現代生活でいろいろな思い込みにとらわれている自分に気付かせてくれ、私たちに明日も頑張ろうというパワーを与えてくれる。親しみやすい花の作品を入り口に、現代の写真家たちが何を語ろうとしているのかをぜひ読み取ってもらえれば」と今回の作品を紹介する。
会場では同時に、アービング・ペン「Flowers」、ニック・ナイト「Flora」など、花や植物をテーマにした「絶版写真集」も多数紹介している。展示時間は、14時~18時。日曜・祝日定休。3月15日まで。
大須でトミオ・セイケさん写真展-80年代ポートレート作品を紹介(サカエ経済新聞)ダンスの一瞬をとらえるアート写真家の個展-大須のギャラリーで(サカエ経済新聞)GALLARY ORCHARD