サーフィンがテーマの「グリーンルームフェス」-名古屋で初開催へ

「グリーンルームフェスティバル」イメージビジュアル

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 新栄のライブハウス「クラブダイアモンドホール」(名古屋市中区新栄2)で5月31日、サーフィンをテーマとしたイベント「THE GREENROOM FESTIVAL’08(グリーンルームフェスティバル08)」が開催される。主催は中京テレビ放送GREENROOM FESTIVAL実行委員会で、グリーンルーム(東京都渋谷区)が制作する。横浜と大阪のみで開催されてきた同イベントの名古屋での開催は今回が初めて。

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 同イベントは、アメリカ・カリフォルニア州にあるラグーナビーチで開催されていたイベント「Moonshine Festival(ムーンシャイン・フェスティバル)」の姉妹イベントとして、「サーフ&ビーチカルチャーの発展を願い」(グリーンルーム)、横浜で4年前に始まった。

 音楽と映像を通して、サーファーもサーフィンをやらない人にも「サーフィンをしている時のあの独特な世界観や感覚を伝えたい」と、さまざまなサーフ系のミュージシャンが出演する。主なターゲットは、20代~40代のサーフィンや音楽を楽しむ世代と「ロハス」を意識する人々。「意外と中高年のサーファーは沢山いるんですよ」と同局担当の山本さん。

 今回初めて名古屋での開催を決めた背景について山本さんは「愛知県には『伊良湖(いらご)』という全国で有数のサーフポイントがあり、ここ名古屋にも多くのサーファー達が住んでいる。ただ、横浜や湘南によくあるようなサーフカルチャーを感じられる空間が街には少ないと以前から感じていた」とし、「グリーンルームフェスティバルを通して、多くの人にサーフィンの素晴らしさを感じてもらえればと思い、今回開催に至った」と話す。

 同イベントではもう1つの目的として「砂浜の保全」を掲げる。絶滅危惧種「アカウミガメ」の世界的に貴重な産卵地になっているという渥美半島の太平洋沿岸(遠州灘)では、アカウミガメの産卵に適した砂浜が減少しつつあるという問題を抱えているという。「ウミガメに適した砂浜は、本来の人間の生活にも必要な空間であるにもかかわらず、我々はそのことを忘れてしまっているような気がする」と山本さん。「砂浜の環境悪化を食い止めたい、身近な海と海岸線を保全していきたい」と言う気持ちをイベントを通じて訴えていくという。

 出演アーティストは、Caravan(キャラバン)、BLUE KING BROWN(ブルーキングブラウン)、佐藤タイジ、KEISON(ケイソン)、東田トモヒロなど。開演は16時30分~で、料金は6,000円。

THE GREENROOM FESTIVAL’08

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