名古屋観光コンベンションビューロー(名古屋市中区栄2)は、夏休み期間中に開催される祭りやイベント情報と市内の観光施設の情報を載せたフリーペーパー「まるはち月間」を配布している。
「まるはち」は「八」を「まる」でくくった名古屋市の市章「まるはち」のこと。まるはち月間は、一昨年前から主に市外からの観光客の誘致に務める目的で発行された。初回はA4サイズ両面、2回目はA3サイズ2つ折りで、3回目となる今年はA3サイズ3つ折りとなり情報量が増えバージョンアップした。今回の発行部数は4万部で、愛知・岐阜・三重のJRや名鉄、近鉄の主要駅に設置。金山駅や岐阜駅では手配りも行った。表紙には名古屋城や名古屋テレビ塔、祭りの様子などのイラストがコラージュされている。
掲載されているイベントのひとつで、「8」にちなんだイベント「まるはちの日」(8月8日)は、毎年恒例で子どもの人気を集め、「今年は天然の雪ですべり台を作る」(同イベント担当の名古屋コンベンションビューロー)という「雪の広場」のほか、東海北陸自動車道が全面開通したことをきっかけに岐阜県と石川県と富山県の観光をアピールするブースを新たに設けた。36団体50ブースが出店する。さらに今年は「2008年8月8日の開催ということで、何か面白いことができないか」(同)と検討を重ね、20時(午後8時)8分に向けたカウントダウンを行う。「内容はお楽しみ」(同)という特殊効果を使ったアトラクションで「その時」を迎える。
そのほか、世界からコスプレーヤーが集まりパレードやコスプレを競い合う「世界コスプレサミット2008」(8月2日・3日)や、国内外からオリジナルの踊りで参加する「第10回 にっぽんど真ん中祭り」(8月29日・30日・31日)などのイベントのほか、名古屋テレビ塔、名古屋城、名古屋市科学館、東山動物園など観光スポットの情報も掲載。入場割引券の特典も付け、夏休み期間中の名古屋への観光をうながす。