不動産会社と建築家、オリジナルのいすで「ライフスタイル」見直し提案

左から、「クロークチェア」「モッキングチェア」「きりかぶのいす」

左から、「クロークチェア」「モッキングチェア」「きりかぶのいす」

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 不動産業を展開するスタイルプラス(名古屋市東区葵1、TEL 0120-932-544)は、名古屋を中心に活躍する建築士の大野紘資さんとのコラボレーション展「ゆとりあるくらしへの提案 vol.2 ~玄関×木の椅子」を、同社店舗スペースを利用して開催している。

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 2回目となる同展は、同社の平安山京太社長と大野さんが「ちょっとした投資で、生活に彩りを加えることができ、ライフスタイルが豊になるのでは」という提案で企画したもの。主なターゲットは「自分自身にゆとりができて『ライフスタイル』そのものに興味が出てくる20代後半~30代の若者」(大野さん)。

 同展では、画家の家田クラーク澄さん、木工家の今枝正良さん、建築家の大野さん、大学院生の加古拓也さん、プロダクトデザイナーの佐藤英明さんら5人がデザインした「木のいす」を展示。

 会場には、タッチすると照明がつくショックセンサーが内蔵された切り株をイメージしたいす「きりかぶのいす」や、木琴を組み込んだ実際に音が鳴るいす「モッキングチェア」、出かける時に必要なものをスマートに置けるクロークをイメージしたいす「クロークチェア」、積み木のようにきれいに木片が重なり合うことで組み立てられ、分解して収納もできるいす「積み木のいす」、小さなテーブルとしても使用できるサイズないす「飾り台チェア」の5点が展示されている。すべてのいすに、家田さんのイラストも施した。

 同展について、大野さんは「住まいの印象を決めるのは玄関であるという平安山社長の考えと、ライフスタイルに彩りを与えたいと思っていたこちら側との思惑が一致したかたち」と話す。

 「中部地区は関東地区に比べて、ライフスタイルの充実における意識レベルはまだまだ低いようだ」と大野さん。同展がきっかけで「ライフスタイルにおける彩りや楽しさを改めて見直してもらえれば」とも。

 開催時間は9時30分~18時。3月1日まで。

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