プレスリリース

愛知県・豊橋市 のんほいパーク一日総合動植物公園長にココリコ 田中直樹さんが就任しました

リリース発行企業:豊橋市

情報提供:


ゾウの見える丘で就任式がおこなわれました

餌やり体験・同い年のゾウに親近感 来園者の記憶にの残る1日に





 
「ココリコ」の田中直樹さんが2025年1月18日(土)、令和6年度に70周年をむかえた愛知県豊橋市にある豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の一日公園長を務めました。動物と触れ合ったり、子どもたちと和やかなトークを繰り広げたりして、行く先々は動物好きの田中さんらしく温かい雰囲気に包まれていました。

https://www.youtube.com/watch?v=01F3dPeHvRk

田中さんの一日公園長の様子を youtube「 ええじゃないか豊橋チャンネル」でご覧いただけます。




田中さんの一日公園長就任式の様子

 就任式の会場となった「ゾウが見える丘」では、豊橋市内外から来た多くの人が田中さんの登場を待っていました。





 大きな拍手で迎えられた田中さんは、高見一利動植物園長から贈られた「田中」のネーム入りスタッフジャンパーに袖を通し、伊藤紀治公園長から「一日公園長」のタスキを掛けてもらいました。「うれしいです」と田中さん。「きょう一日、目いっぱい働きます」「これから、すきあらば『のんほい』と言って豊橋をPRできれば」と話し、早速、会場を沸かせました。

アジアゾウを背景に挨拶をする田中さん

 そして、集まった人たちからの「いってらっしゃい」に送り出され、飼育員らと動物園めぐりへ出発しました。




 実は田中さん、1年半前にものんほいパークに来ています。園内にある自然史博物館で開催された海に生息する哺乳類「海獣」に焦点を当てた特別企画展です。田中さんは「皆さんが温かく迎えてくれました」と当時を振り返りました。

前年度のカイジュウ博の様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=La0gnoiO5BE




動物園めぐりと 「と体給餌」を体験!


■キリンのもぐもぐタイム

キリンのもぐもぐタイム

 最初に訪れたのは、広々とした放飼場で過ごしているキリンです。もぐもぐタイムでは、キリンが食べる様子を間近で見られる観覧デッキで木の枝を与えました。「枝を両手で持って足を踏ん張っていないと、持っていかれます」とキリンの力に驚いた様子。



取り囲んだ子どもたちに「(食べてる様子が)見えますか」「(飼育員に)聞きたいことはありますか」と声を掛けていました。

飼育員によるキリンへのエサやりは「もぐもぐタイム」として公開されています https://www.nonhoi.jp/meal/

■ライオンのワイルド飯  「と体給餌」




 次のライオン舎では、と体給餌を見学しました。のんほいパークでは、東三河地域の山間部で駆除されたシカを殺菌処理し、安全なエサとしてライオンに与えています。駆除されたシカはおよそ1割が食材として使われますが、残りは処分されると説明を聞いた田中さんは「命を回すのですね。ライオンには、どんなメリットがありますか」と飼育員に質問しました。






 骨や皮、毛などが付いた野性に近い状態で、飼育員は「ゆっくり時間をかけて食べられ、ライオンにとっては楽しい時間になります。胃腸の調子もよくなります」。田中さんは「初めて見ます。どんな食事の仕方でしょう」とエサやり体験を楽しみにしていました。

ライオンに与えられる骨や皮、毛などが付いた野性に近い状態のシカの肉


と体給餌解説の様子

 その前に獣舎の前でと体給餌について飼育員が来園者に説明、クイズも行い、田中さんも手伝いました。
 この後、いよいよ、と体給餌です。この日用意したシカ肉は約4キロ。雄、雌それぞれに与えました。ライオンたちも待ち遠しいのか興奮した様子を見せ、野性味にあふれていました。


ライオンの様子を観察する田中さん

シカの肉を食べる様子に、田中さんは「前足で肉を押さえていましたね」「自然な状態で、ずっと見ていたい」と興味津々のようでした。

■ゾウのトレーニングを見学




 最後はゾウと対面しました。53歳の雄「ダーナ」と田中さんは、1971年生まれの同い年で「親近感がわきました」。ダーナが飼育員に大事な足裏のケアをしてもらう様子を見学しました。

ゾウの足のケアに保湿にオリーブオイルが塗られる様子

水で洗い、保湿にオリーブオイルが塗られました。ダーナは年齢を重ね、代謝が落ちてきているそうで、田中さんは「同い年なので悪くなっていくのはわかります」と言って、スタッフらを笑わせていました







トークショー&クイズ大会も


トークショーが開催されたひだまり交流館



 田中さんと伊藤公園長、高見動植物園長の3人でトークショーもありました。田中さんの後輩、「豊橋市住みます芸人」の若手コンビ「ASANA(アサナ)」の久保さん、ナミトさんの司会で、にぎやかな雰囲気で進行しました。


トークショーで話題に出たヤマトサンショウウオを観察する田中さん

 動物園の楽しみ方について、田中さんは「動物園はとても大きな役割があって、自然界の生き物を学べ、それによって生き物を守れ、自然を守ることにもつながります」と答えました。

トークショーでは田中さんの動物園の楽しみ方や動物に対する考え方を聞くことができました

 また、田中さんにとって動物園は「生き物の延長線上に自分がいるという感覚があり、生き物たちがつないでくれた先に自分がいると思う。動物園にいる動物たちの姿を見ていると、生き方のヒントがあるような気がします」と話していました。
 



動物園で学べることとして、高見動植物園長は、愛知・渥美半島で30年ぶりに再発見されたヤマトサンショウウオや、絶滅の危機にひんしている渡り鳥アカモズの繁殖を挙げ、「(のんほいパークでは)身の回りの小さな生き物にも力を入れていて、こうした動物も見て知ってもらえたら」と紹介しました。



 伊藤公園長は「絶滅危惧種を見てもらうことで、普段の生活の行動を変える気づきにつながります。ローカル都市、豊橋にある動物園を財産として守るだけでなく、どう生かしていくか考えていきたい」と今後ののんほいパークの役割を語りました。







 トークショー後、クイズ大会が開かれ、子どもたち15人が挑戦しました。のんほいパークに関する6問を「○」「×」で回答。田中さんのユニークなヒントに助けられる子もいました。

全問正解した4人には、田中さんから賞品の動物のパペット人形が贈られました。田中さんは、最後に「季節によって動物の動きも違うので、のんほいパークにたくさん足を運んでください」と呼び掛けました。




 全問正解の小学4年の女の子は「田中さんはのんほいパークにまだ2回来ただけなのに、動物やのんほいパークのことをたくさん知っていました」。田中さんのファンというお母さんは「会えてうれしかったです。動物好きなことがよく伝わってきました」と田中さんの印象をそれぞれ語り、親子で楽しんだ様子でした。

のんほいパーク公式ホームページはこちら
https://www.nonhoi.jp/



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