床塗装専門工事の株式会社愛知レジン(本社:愛知県、代表取締役社長:今野 太郎)は、2025年5月12日で創業22年を迎えました。
工場や物流倉庫で発生する“滑り”による転倒事故や、塗膜の剥離による機械トラブルは年間数千件にものぼる社会課題となっています。愛知レジンは創業以来、職人技術に特化した現場力と独自開発の塗料を強みに「安全で剥がれない床づくり」を追求。2024年度には売上高5億7600万円を達成し、事故ゼロの現場づくりに挑戦し続けています。
■愛知レジンの技術
愛知レジンでは、塗床の基盤となる下地処理に徹底的にこだわり、「剥がれない塗装」を第一に掲げています。油分の付着、古い塗装の浮き、硬質コンクリート(金属粉含有)といった過酷な条件に対応するため、床材施工前に専用機材を用いた入念な下地処理を実施しています。
保有する下地処理用機械は、塗床業界全国最多(2024年6月現在、ライナックス調べ)。剥離が起こりやすい端部や油の染みたコンクリートの表層を除去し、塗膜の密着性を最大化することで、安全で長持ちする床を提供しています。(下記写真は施工前と施工後)
2023年秋には、ブロック塀の倒壊対策を目的に名古屋工業大学との共同研究を通じて、愛知レジン開発の『レッドコートUS』の耐久性と強度に優れるとの研究結果が全国建築論文大会にて発表されました。この塗料は、既存構造物に吹き付けるだけで強度が上がるという既存の塗装技術を超えた革新的な特性を持ち、様々な分野での応用が期待されています。
2025年2月には、災害時など迅速な対応が求められる場面を想定し、発泡スチロール製の各パーツに『レッドコートUS』を吹き付けて硬化させ、大人約8人が入ることができる簡易ハウスを組み立てる実験会を実施しました。
2025年に開催した『レッドコートUS』を利用した実験会
今後は主要顧客の自動車関連企業をはじめ、食品・物流・公共施設など多様な業界に向けて事業展開を加速し、22年の実績と新たな社会的使命を胸に、次の10年・100年へと挑戦を続けてまいります。
■愛知レジン2028年ビジョン「100のオンリー1と10のナンバー1」(2023年10月策定)
『100のオンリー1』
自社の得意とする塗料・特許工法を活かし、100社のオンリーワン顧客を創出することを目指します。現在、65社がオンリーワンの顧客として確立しており、今後さらに増やしてまいります。
『10のナンバー1』
塗床業界において、以下の10項目でナンバー1を達成し、職人が誇りを持てる環境をつくります。
※職人が誇りを持てる環境詳細
1.強みづくり
総社員数ナンバー1
職人社員数ナンバー1
工法特許3個取得
工法バリエーションの充実
LINE-X保有台数ナンバー1
2.働く環境づくり
年間休日数110日(現在105日)
有給消化率100%(現在77%)
賞与4カ月分
年代別平均給与より15%UP
福利厚生の充実