プレスリリース

「世界中の商品を1クリック購入」AI越境ECのSAZO、プレシリーズAで7.1億円調達 ~日本発グローバルAI・ECスタートアップ~

リリース発行企業:株式会社SAZO

情報提供:

株式会社SAZO(本社:名古屋市昭和区、代表取締役:ギル マロ、以下「SAZO」)は、日本郵政キャピタル、鈴与株式会社、D4V等を引受先とした第三者割当増資を実施し、プレシリーズAラウンドとして7億1000万円の資金調達を完了しました。本調達資金を活用し、越境ECショッピングサービス「SAZO」の海外市場進出に向けたプロダクト開発、関税・輸送コスト予測システムのBtoBソリューション化、組織体制強化を進めてまいります。




本調達の目的

SAZOは“SAZOを通じて世界をつなぎ、技術で国境を越える”をミッションとして掲げ、AIを活用した次世代越境ECプラットフォームの開発を行っています。
これまで海外ショッピングサイトから商品を購入するために利用されていた購入代行サービスは、購入が完了するまでに購入したい商品に関する情報を自分で調べてフォームに入力し、商品の確保、支払い金額の確定までに何度もチャットを通じたやりとりが発生し、非常に煩雑でした。私たちはSAZOを通じて、国境を越えた買い物の体験をなめらかにします。
今後SAZOはサービス提供国を順次拡大し、世界的な越境ECプラットフォームを構築することを目指しています。今回の資金調達によって越境ECの常識を変える挑戦をさらに加速させていきます。

今回の資金調達は、以下を主な目的としています。

AI技術の更なる高度化
越境ECにおける情報探索、決済、物流、関税処理など、国際取引を妨げる障壁をAIによって自動化・簡素化する技術の研究開発に充当します。
グローバル物流ネットワークの拡充
日韓間のみならず、世界中への越境配送を可能とするため、日本および海外における物流拠点の設立・強化を進めます。
プラットフォーム拡大とマーケティング活動
SAZO独自のグローバル越境ECプラットフォームの認知度向上、顧客基盤拡大のためのマーケティング活動を積極化します。
関税・輸送コスト予測システムのBtoBソリューション化
今回参画した株主とともに通関業務のデジタル化・効率化や通関士の人材不足の状況を解消しうるソリューションの開発に取り組みます。
組織体制の強化
テクノロジー開発、物流運営、グローバル展開を加速するため、エンジニア・マーケティング・コーポレート部門を中心とした人材採用・育成を行います。



SAZOの成長についてSAZOは、日本に在住するユーザーが韓国のショッピングサイトの商品を簡単に購入できるサービスとして2024年5月にリリースされました。
リリース以降、韓国から商品を購入するユーザーの多様なニーズに応えることで、サービスの取扱高は四半期ごとに179%を超える成長を遂げており、急成長を続けています。
現在は、日本に住むユーザーだけでなく、韓国に在住するユーザーが日本の商品を購入できるサービスのローンチを控えており、今後もさらなる成長が見込まれます。





グローバルオンラインショッピングサービス「SAZO」

グローバルオンラインショッピングサービスのSAZOは、AIによる自動化で言語・通貨・配送・関税など越境ECの壁を取り除き、ユーザーが国内のECサイトと同じ感覚で海外の商品を購入できる簡単で安心なショッピング体験を実現しています。欲しい商品のURLを入力するだけで、為替レートや関税・配送料、手数料などをAIが瞬時に計算し総額を表示。そのままスムーズに購入手続きを完了できる点が大きな特徴です。


購入したい商品ページURLを直接入力して購入現地のショッピングサイトの商品URLを入力すると情報を読み取り、AIが商品ページの翻訳、商品の画像・情報から梱包サイズを推定、自動計算を行い、商品価格、配送料、関税が表示されます。あとは1クリックで購入するだけです。





トレンド商品の検索機能SAZO上から世界中の魅力的な商品を見つけることができます。自分が興味を持ったキーワードを検索したり、今流行しているトレンドキーワードを元に、世界中のショッピングサイトのトレンド商品を探すことができます。




プレシリーズA資金調達

資金調達の概要
調達金額:7億1000万円
調達方法:第三者割当増資、借入



プレシリーズAラウンド 出資者
・日本郵政キャピタル
・鈴与株式会社
・D4V
・MVC(名南コンサルティングネットワークが運営)
・SMBCベンチャーキャピタル
・愛知キャピタル
・株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
・パートナーズファンド
・ゼロイチキャピタル
・他、個人投資家 複数名
借入先金融機関
・名古屋銀行
・日本政策金融公庫

投資家からのコメント


日本郵政キャピタル株式会社 代表取締役社長 足立 崇彰氏
SAZOがAIによって実現する越境を意識しない本当の意味での越境ECに共感し、リード投資家、協業パートナーして、ご一緒できることを嬉しく思います。日本郵政グループの有するリソース、アセットを活用し、SAZOの目指す世界を最速で実現し、世界中の方々に提供できることに貢献していきたいと考えています。





鈴与株式会社 代表取締役社長 鈴木健一郎氏
越境EC市場は年々拡大を続ける成長分野ですが、国際取引には独特の障壁が多く個人での対応は非常に煩雑です。SAZOの技術はこうした障壁を自動化・簡素化することで越境ECの効率化を大幅に進める可能性があり大きな期待を寄せています。当社も物流事業者として様々な分野で連携を図りSAZOの成長に貢献してまいりたいと考えています。





D4V合同会社 Principal 遠藤 幹也氏
このたびD4Vは、AIを活用した越境ECプラットフォームを展開するSAZO社に出資いたしました。同社は、越境ECにおける多層的な課題を革新的なAI技術で解決し、ユーザーにとってシームレスで直感的な購買体験を実現しています。従来の購入代行型ビジネスが抱えてきた構造的な非効率に対し、SAZO社はその根本に挑み、グローバルな消費のあり方を塗り替える可能性を秘めています。D4Vは、同社のビジョンとそれを実行に移す力を持つギル・マロ氏率いるチームに強く共感し、今回の出資を決定しました。今後は、アジアや北米を中心にさらなる市場拡大を目指すSAZO社とともに、D4Vとしても、デザインをはじめとする多角的な支援を通じて、その挑戦と成長を後押ししてまいります。




当社について





会社名:株式会社SAZO
代表者:ギル マロ
設立日:2023年10月2日
本社所在地:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 STATION Ai
東京支社:東京都港区三田三丁目5番27号 住友不動産東京三田サウスタワー10階
海外拠点:韓国(ソウル)
従業員数:35名
事業内容:AIを活用した越境ECプラットフォームの開発・運営
採用情報:https://career.sazo.shop/

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