J-POP DJとしても活躍するお笑いコンビ「エレキコミック」のやついいちろうさんが8月6日、クラブダイアモンドホール(名古屋市中区栄2)でライブを行った。
6月26日にミックスCD「DJ やついいちろう?」をリリースしたやついさん。芸人という顔以外に音楽通としても知られるやついさんは、「ROCK IN JAPAN」をはじめとするフェスや数々のイベントでDJを務める経歴を持ち、「盛り上げ上手」として多くのミュージシャンからも支持されている。
「一概にJ-POPといっても来場者の年齢層によって、反応のある楽曲は明らかに違う」とやついさん。客層やフロアの反応を見て楽曲のセレクトを変えていく。瞬時に場の空気を読みフロアを盛り上げていく作業だが「みんな楽しみたいと思って集まって来ているから、その気持ちをサポートするようなプレーをするのみ」と、やついさんの物腰は柔らかい。
「お笑いもDJも、遊びでやっていたことの延長のような感じ。でもDJは他のアーティストが作った楽曲を披露しているだけなのに比べて、お笑いは生み出す作業があるので、お笑いのステージの方がしんどいかも」と笑顔を見せる。
8月8日は、サンシャインサカエ(中区錦3)で開催される「元祖爆笑王セレクトライブ in SUNSHINE SAKAE」に出演。ラーメンズの片桐さんとエレキコミックで結成された「エレ片」としてステージに立つ。「最終的にはお笑いもDJも『楽しませる』ということにつながるので、それほど区別はないかも」とやついさん。四日市出身ということもあり、「名古屋はホームタウンのようなもの」とリラックスした表情をみせる。サンシャインサカエでのライブは2部構成で行う。開演は15時~、18時~。
9月23日には「デザインホール」(中区栄3)でエレキコミックの単独ライブも予定する。