「マウスパッド投げ世界大会」開催迫る-「マー!」と叫んで投てき、飛距離競う

「マウスパッド投げ世界大会2008」の様子

「マウスパッド投げ世界大会2008」の様子

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 ZIP-FM(名古屋市中区丸の内3)と日本マウスパッド投げ連盟は8月16日、愛知県蒲郡市の大塚海浜緑地で「マウスパッド投げ世界大会2009」を開催する。

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 2006年から始まった同大会は今年で4回目。開催のきっかけは、当時ZIP-FMで放送していた番組のノベルティーだったマウスパッド。「光学式マウスが主流になり始め、『もらってもうれしくないのでは?』と考え、『付加価値を付けよう』とアイデアが持ち上がった。その中の一つが『投げる』アイデアだった」と、イベント運営を手がけるビーンズメディア(丸の内1)の松永さんは振り返る。

 ルールは、その名の通りマウスパッドを投げて、その飛距離を争うもので、投げる瞬間は必ず「マー!」と叫ぶことが定められている。平均飛距離は20メートル台。世界記録は第2回大会で記録された63メートル。世界記録が出た時は「用意していたメジャーが50メートルだったため計測できず、継ぎ足して計る事態となった」とエピソードを明かす。投げ方のコツは「いまだに分からない。ただ、オーバースローのほうが飛ぶ傾向があるように思う」と松永さん。世界記録保持者・大澤宏紀さんも「運です」と言うほどで、誰にでもチャンスがあるとも言えそうだ。

 昨年はオリンピックイヤーだったこともあり、「レアスポ」として注目を浴びた同大会。地元の参加者が多かった今までと異なり「東海4県以外の出場者が7割を占めた」という。「選手のパフォーマンスもレベルアップし、スポーツとエンターテインメントが入り混じったイベントになった」とも。

 今年の事前エントリーでは、30人の枠に232人の応募があった。ルールが単純なこともあり気軽に参加できることから参加者の年齢層も幅広い。「昨年は1歳から年配の方まで幅広く参加していただいた」。

 今後の目標として、松永さんは「『総合投てき競技大会』に枠を広げ、投げるものをマウスパッド以外にも広げられたら面白いかも…」と夢を膨らませる。

 開催時間は11時~12時30分。雨天決行。当日エントリーは9時30分より受け付け開始(抽選で20人限定)。

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