名古屋グッズの企画・販売を手掛ける呉竹商事(名古屋市昭和区)は8月23日、新たな名古屋土産として阪神タイガースのマスコット「トラッキー」をモチーフにした携帯ストラップの販売を開始した。同商品は阪神球団公認の名古屋限定グッズ。
1973(昭和48)年設立の同社は、海老天がぬける天むすのぬいぐるみストラップ、金シャチプルバックカー、金のれんげなど名古屋名物をモチーフにしたアイデアグッズを取り扱い、土産物を通して名古屋の魅力を紹介してきた。
中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」が人気を集めている名古屋であえて、「阪神ファンの購買意欲の高さに目を付け発売を決めた」と常務取締役の竹村弘嗣さん。
今回発売したのは、「根付け」「ビーズストラップ」の2種類。価格は、ともに530円。阪神ファンを対象にした同商品は「名古屋をやっつける」という意味で、トラッキーが金シャチをバットで打っている大胆なデザインをあしらった。
竹村さんは「今後、阪神ファンが名古屋に応援にきたとき買ってもらえるようキヨスクなど販売場所を拡大していく予定。名古屋ドームでの販売も考えている」と新たな試みに期待を寄せる。
栄周辺では、大須カプセルマーケット「でら・みやげ名古屋」で販売。そのほか、セントレアおみやげ館、名古屋駅エスカ地下街のチェリーベリー、有花里、ローズセラー(キヨスク)などでも取り扱っている。