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お坊さんバンド「G・ぷんだりーか」、東別院でチャリティーライブ

「G・ぷんだりーか」の(左から)加藤一尊さん、寺西伊久夫さん、佐々木賢祐さん、伊藤修さん

「G・ぷんだりーか」の(左から)加藤一尊さん、寺西伊久夫さん、佐々木賢祐さん、伊藤修さん

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 名古屋東別院会館(名古屋市中区橘2)地下で6月12日、お坊さんバンド「G・ぷんだりーか」が復興支援のチャリティーライブを開く。

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 同バンドは現役の住職が集まり「お寺やお坊さんをもっと身近に感じてもらえるよう、音楽を通して布教活動ができれば」という思いを胸に結成したお坊さんバンド。昨年4月、歌詞に宗教性を持たせポップでキャッチーに仕上げたオリジナル曲を収録した自主制作CD「いのちの輝き/念仏ブギ」(1,000円)を発売。黒い法衣(ほうえ)を身にまとい、音楽と法話を交えながらライブを通して仏の教えを伝えている。

 メンバーは、佐々木賢祐さん(ギター・ボーカル)、伊藤修さん(ギター・ボーカル)、寺西伊久夫さん(ウッドベース・コーラス)、加藤一尊さん(キーボード・コーラス)、土井恵信さん(ギター・コーラス)、山田智仁さん(ドラム)の6人。

 「今回の震災でたくさんの方が一瞬のうちに亡くなったのを受けて、私たちの生まれた意義、『生死一如』といわれるこの『命』というものをあらためて考えてゆかなければ」とリーダーの佐々木さん。「人は震災や事故に遭わなくても必ず命の終わりが来る。だからこそ今を生きる私たちはこの『命』を見つめていかなければならない」

 当日は、CD収録曲をはじめ、10曲程度を演奏する予定。会場には募金箱を設け、義援金の協力を呼びかけるほか、お坊さん手書きのバンド名とイラスト入りの手ぬぐい(500円)やCDも販売し、売り上げの一部を義援金として寄付する。

 「名古屋の東別院で昨年に引き続き演奏させていただけるので楽しみにしている」とメンバー一同。「ライブは楽しく音楽と法話を織り交ぜながらやる。これをきっかけに義務感からお寺に足を運ぶのではなく、別院へ初めて来てくださる方、久しぶりの方、毎月欠かさず来てくださる方にも楽しみにきていただけたら」とも。

 開演は14時30分。入場無料。7月・8月にもチャリティーライブを予定している。

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