ラーメン激戦区・大須に5月28日、ラーメン店「麺の坊 大須晴れ」（名古屋市中区大須3、TEL 052-261-0380）がオープンした。

　店舗面積は約9坪。黒を基調にしたシックな店内には、カウンター席10席を設ける。「もともとラーメンが好きだった」と店長の安藤さん。「食べる側から食べてもらう立場に」と県内でラーメン店を展開する「晴レル屋」グループで修行。念願かない、今回独立を果たした。「晴レル屋のお客さんやラーメンに対する姿勢を受け継いでいるという思いを表現したかった」と店名に「晴」の字を入れた。

　「豚骨しょうゆの極太麺。野菜たっぷりのボリュームラーメン」と紹介する安藤さん。修行で培ったノウハウを生かしつつ自らのアイデアを取り入れたスープは、野菜や豚骨など11種類の素材を「絶妙なバランス」で配合した特製スープ。専用の極太麺は、特徴の異なる2種類の小麦粉を使い、「口に運ぶと小麦の香りが広がるよう」仕上げた。

　メニューは「らーめん」（700円）と「つけ麺」（800円）の2種類。共に麺の量は200グラム。具材はモヤシ、キャベツ、自家製チャーシュー、メンマ。各種トッピングや麺増量メニューも用意する。

　ラーメン店の出店が相次ぐ大須エリアについて、「大須は若者からお年寄りまで幅広い年齢層の人が集まる街。ライバル店も多いが大須全体を盛り上げていければ」と安藤さん。「名古屋の名物店となれるよう、日々（ラーメンを）改良し成長していきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は11時～24時。