栄の「松坂屋名古屋店」南館(名古屋市中区栄3、TEL 052-251-1111)に4月21日、スエーデン発のカジュアルファッションブランド「H&M 名古屋松坂屋店」がオープンする。
国内では19店舗目のオープンとなる同店の中部地区での展開は今回が初めて。同館南館の1階の一部と地下1階の全フロアの2フロアで構成する同店の店舗面積は3200平方メートルで、国内最大級の売り場面積。レディス、メンズ、キッズ、アクセサリー、ランジェリーなど、同社が国内で展開するコンセプト全てをフルラインアップでそろえる。
「2008年の銀座での1号店のオープンのときから、名古屋のお客さまからは数多く『オープンしてほしい』との声を頂いていた」と話すのは、H&Mのクリスティン・エドマン社長。「こちらとしても早く名古屋へ出店したかったが、広い面積と集客力の高い立地がなかなか見つからず、なかなかタイミングがつかめなかった」と振り返る。「H&Mとして百貨店への出店は今回が初めて。名駅エリアでも検討していたが、松坂屋のブランド力と高い集客力があり、かつ、広いフロアでH&Mのフルラインアップで表現できる素晴らしい立地に巡り合えて、とても光栄」とほほ笑む。
「ワンフロアでこのラインアップが見渡せる店舗はほかにはない」とエドマン社長。「栄の街は海外ブランドの店舗も多く立ち並び、少し歩くだけでもファッションセンスの高い男女に出会える」とし、「グローバルファッションブランドのH&Mは、ニューヨークでもパリでもセレクトを変えることなく展開している。名古屋でもきっと、世界で売れているファッションが受け入れられると確信している」と期待を込める。
オープン初日には、先着500人にアイシングクッキーと限定エコバッグを進呈するほか、渋谷店と名古屋店限定の「エクスクルーシブ・コンシャス・コレクション」を販売する。「オープン日に行列ができたとしても、店内が広いのですぐに中に入っていただけるのでは」(エドマン社長)とも。
営業時間は10時~20時。今年9月には、「岐阜モレラ」(岐阜県本巣市)への出店も予定している。