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栄に大阪・福島のラーメン店「らーめん小僧」 「れんげ立つほど」濃厚スープ

れんげが立つほど濃厚なスープの「禁断らーめん」を紹介する「KOZOU」社長の堀川大地さん

れんげが立つほど濃厚なスープの「禁断らーめん」を紹介する「KOZOU」社長の堀川大地さん

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 大阪・福島発の濃厚スープのラーメン店「極濃豚骨 らーめん小僧 名古屋錦店」(名古屋市中区錦3)が7月1日、栄エリアにオープンした。

看板メニューで濃厚スープの「禁断らーめん」にれんげが立つ様子

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 「極濃豚骨 らーめん小僧」は大阪市福島区で2014(平成26)年2月、店主で運営会社「KOZOU」(大阪市)社長の堀川大地さんが妹と一緒に始めた店。ラーメン好きだった堀川さんが前職の洋服店を退職後、4年半ほどの修業を経て自身の味でオープンにこぎ着けた。名古屋錦店は、創業12年目で初めての2号店。店舗面積は約17坪。席数は、カウンター=9席、テーブル=12席。

 修業時代に店長やマネジャーにも就いたほか、商品開発にも携わったことから、自分の思い描いた味は作れるようになっていたという堀川さん。もともと好きだった濃厚スープのラーメンを目指し、脂が強いと体に合わないという自分でも食べられるように、豚骨と水だけで作る濃厚スープのラーメンを開発した。

 れんげが立つほど濃厚なスープの看板メニュー「禁断らーめん」(1,190円)は、テレビ番組の企画をきっかけに生まれた。「より濃厚にしてみようという企画内容で、自分として禁じ手だった背脂をたくさんスープに溶け込ませたラーメンを開発し、人気が出たため店のレギュラーメニューにした。濃厚ラーメンを求める『濃厚民族』に満足してもらっている」と堀川さん。

 そのほか、豚骨と水だけで作るスープで「豚骨のうまみを感じられ、味にキレがある」(堀川さん)という開業当時からのメニュー「小僧スペシャル」(1,250円)、あっさり系の「豚ガラ中華蕎麦(そば)」(950円)、汁なしの「豚骨まぜそば」(1,090円)など、全8種類のラーメンを提供。麺は中太麺で、「スープに負けず、でも主張しすぎない名脇役」(同)。ライスや替え玉、卵かけごはんなどのサイドメニューも用意する。

 卓上にはオリジナルブレンドのこしょうのほか、ニンニクしょうゆ、すりおろしニンニク、油多めの「べちゃ高菜」を用意。「最初の3口くらいはそのまま、後は自分の理想の味に近づけるように味変して楽しんでほしい」とも。

 名古屋出店を決めた理由は、今年行われたラーメンイベントに出店した際の手応えから。「イベントでの売り上げもよく、会場やSNS上での反応も良かった」と振り返る。「名古屋には濃厚ラーメン店はまだそれほど多くないと思う。まず味を知ってほしい。名古屋の潜在的な『濃厚民族』の心をつかんでいきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~14時30分、18時~22時。

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