
NHK名古屋放送センタービル(名古屋市東区東桜1)ほかで7月15日、名古屋放送局の放送開始100年記念イベント「つたえる、つなぐ、ナゴヤ100年」が始まった。
造形教育番組「できるかな」がモチーフのイマーシブメディア体験の様子
期間中、同ビルや商業施設「オアシス21」(東桜1)、地下街「セントラルパーク」(錦3)など7カ所にポイントを設置し、デジタルスタンプラリーを行う。参加者は各所に設置された二次元コードをスマートフォンで読み取り、クイズに答えることでスタンプを獲得できる。スマホ上でクイズの正解に関連する過去映像も見ることができる。
集めたスタンプはコインと引き換えることができ、コインを使って記念品が当たるカプセルトイ機を回すことができる。記念品はNHK制作の番組にちなんだステッカーやペーパークラフトなど。記念品交換所は同ビル1階に設置する(交換時間=10時~17時)。
同ビル1階と「中部電力MIRAI TOWER」(錦3)3階では、「むかし」「いま」「みらい」がテーマの展示「つたえる、つなぐ、ナゴヤ100年展」を行う。番組にちなんだ展示内容が中心という同ビルでは、番組「中学生日記」の衣装や台本、次期大河ドラマ「豊臣兄弟!」出演者のサインなどを展示するほか、3次元空間に没入体験できる造形教育番組「できるかな」がモチーフのイマーシブメディアなどNHK放送技術研究所が進めるテクノロジーを体験できるコーナーも設置する。地下2階では、Eテレ新番組「The Wakey Show」のフォトスポット設置、「おかあさんといっしょ」「ひょっこりひょうたん島」などのキャラクターのジャンボペーパークラフト展示も行う。
「MIRAI TOWER」会場では、マイクや受信機など昔の放送機材、100年前に作られた「JOCK」開局のポスターなど約30点のNHK放送博物館所蔵品を展示するほか、同局が主にラジオ番組放送のために所有しているLPレコードジャケット展示、80年代ポップスやご当地ソングなど122枚を用意するシングル盤レコードセルフ試聴コーナーも設ける。
名古屋放送局広報担当者の堀拓真さんは「ゲーム感覚で楽しめるコンテンツや、今の子どもたちに人気の番組や親世代が懐かしいと思うキャラクターに関する企画など、家族で楽しめる。体験や来場で配布するステッカーやクリアファイルなどの記念品もたくさん用意しているので立ち寄ってほしい」と来場を呼びかける。
7月27日まで。参加・入場無料。