
「スガキヤ」の甘味を強化した新業態テイクアウト店「スーちゃんのSweet Cafe」(名古屋市中区大須3)が7月24日、大須商店街万松寺通にオープンする。
スーちゃんリボン形のヘアゴムや、少し日焼けした肌のスーちゃん、スーちゃんとスージーのアクリルキーホルダー
スガキヤは「スガキコシステムズ」(中区)が東海地方を中心にチェーン展開するラーメンと「甘党」の店。ラーメンは和風豚骨スープで、甘味メニューはソフトクリームやクリームぜんざいなどがある。
万松寺通沿いの店舗を今回、ラーメンメニューの販売がなく、甘味、スナック、グッズを扱う「スーちゃんのSweet Cafe」に改装。広報スタッフの宮地紫野さんによると、大須エリアにある3店舗のうち、最も人通りの多い店舗でチャレンジするという。「大須商店街は国内外の観光客が多いこともあり、食べ歩きできる商品の店にする。通常のスガキヤと昨年改装オープンしたレトロスガキヤ、今回のスーちゃんのSweet Cafeの異なる3店舗を回って楽しんでもらえる」と話す。
店舗面積は13.9坪。店内にはイートインスペースも設ける。赤色などを使う既存業態と区別する目的で、店舗は黄色と青色をキーカラーに採用した。
ソフトクリームを使った「スーちゃんシェーク」は、プレーンの「スガキヤクリーム」、ベリークリーム、コーヒークリーム(以上490円)と、夏の期間限定の「アサイーボウルクリーム」(590円)の味を展開する。フラッペに同ソフトクリームをのせた「スーちゃんフラッペ」(スガキヤ、イチゴ、チョコ、ピーチ=各490円)、ソフトクリームを生地に練り込んだ「ソフトカステラ」(シュガー、シナモン、抹茶=15個入り各390円、30個入り各590円)は、カステラ3個とソフトクリームを盛り付けた「サンデー」(390円)もある。
1990年代に実在したスガキヤの甘味の店「スージーズ」のキャラクター「スージー」を復刻。米国から来たスージーにちなんで、「スージーレモネード」(オリジナル、ソーダ、アイスティー=各490円)、ケチャップ、アメリカン、チェダーチーズから選べるディップソース付きの「スージーザクザクポテト」「スージーカリカリチキン」(以上390円)がある。
店内で販売するグッズは、スーちゃんのぬいぐるみのキーホルダー(1,990円)やエコバッグ(2,990円)、丼&ラーメンフォークセット(4,990円)、アクリルキーホルダー(590円)、スーちゃんのリボン型のヘアゴム(690円)など。
宮地さんは「観光客に向け、スガキヤや当店の認知度が上がれば。地元の人がゲストを連れて来てくれるようになればうれしい」と期待を寄せる。
営業時間は11時~20時30分。