
名古屋グランパスOBの柿谷曜一朗さんが7月20日、中部電力MIRAITOWER(名古屋市中区錦3)で、サイン&写真撮影会を行った。
同イベントは、名古屋グランパスが久屋大通公園で開催しているイベント「マチナカ鯱の大祭典in hisaya-odori Park」の企画。柿谷さんは引退後初となるクラブ公式イベントへの出演。ビームスジャパンがデザインした「鯱の大祭典」記念ユニホームを着用し、抽選で選ばれた30組と交流した。
柿谷さんは、ミズベヒロバ特設ビジョンで行われた「J1リーグ第24節 横浜Fマリノス戦」のパブリックビューイングの試合前トークショーにも出演。司会を務めたグランパススタジアムDJのYO!YO!YOSUKEさんに引退後の近況を聞かれた柿谷さんは「選手の時は試合に向けてやることが決まっていたが、今はインタビューする相手のことを調べたり、番組の進め方を考えたり、毎日学ぶことが多い。色んな人達に出会えるので、毎日が楽しくて新鮮」と話す。今後については「今までの経験をいかし、子どもたちにボールを使って外で遊ぶ楽しさを伝えていきたい」と語った。
グランパスの現状については「稲垣(祥選手)がトップスコアラーでは駄目。グランパスには常に優勝争いをしてもらいたい。前線にあれだけ名前のある選手がいるので、そこの活躍次第では今からでも間に合うと思っている。ベテランだけでなく、下の年代の子たちも熱いプレーをして、名古屋を引っ張ってほしい」とエールを送った。
トークショーには、途中からグランパスOBの田中隼磨さん、サプライズ登場の吉田沙保里さんも出演。2人は集まった約300人の観衆と共に試合を応援した。試合はグランパスが3失点して敗戦。勝ち点は28のままとなった。
「マチナカ鯱の大祭典in hisaya-odori Park」は7月19日~21日の3日間にわたり開催。公園内に、フォトスポットやサッカーアクティビティ、豊田スタジアムでホームゲーム時に食べられるキッチンカーグルメ通称「スタグル」出店、サッカーの未来のために始動した「カーボンニュートラル」に関するブース、グッズ販売などを設置。栄の真ん中で、サッカースタジアムの雰囲気を楽しめる空間を作った。
21日には、ミズベヒロバ特設会場に櫓を組み、公園来場者がだれでも参加できる「グランパス音頭」を開催。グランパスくんファミリーとチアグランパスが参加する。
グランパスの次戦は、8月10日のJ1リーグ第25節 京都サンガ戦(豊田スタジアム)。8月に開催するホームゲーム3試合(8月10日、23日、31日)では、選手が鯱の大祭典記念ユニホームを着用。来場者全員にレプリカユニホームを進呈する。