名古屋のダブバンド「のうしんとう」、初のアルバム発売でライブ活動活発に

「のうしんとう」のみなさん。左から、ヤギさん、イチさん、サカイさん、タケさん

「のうしんとう」のみなさん。左から、ヤギさん、イチさん、サカイさん、タケさん

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 約20年間にわたり名古屋を中心に動を続け、昨年11月25日に初のフルアルバム「パー」を発売したダブ・ファンクバンド「のうしんとう」が3月に入り、精力的にライブ活動を行っている。

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 メンバーは、ハルさん(ボーカル、シンセサイザー)、サカイさん(ベース)、タケさん(ドラム、ボーカル)、ヤギさん (ギター)、イチさん(スチールパン、ダブ、ボーカル)の5人。「好きなのはパンク音楽の初期衝動的な感じ」と話すタケさんはバンドの音楽について「子どもが新しいおもちゃを買ってもらった時にうれしすぎて壊してしまい、そこから自分なりの色づけをしていくような、とても自由なイメージ」とし、「特にジャンルなども意識せず、自分たちが好きなリズムを常に展開している。毎回、衝動が集まって音になっている」と紹介する。

 ライブごとにその時々のアレンジを施して演奏している「のうしんとう」。ライブについて、ベースのサカイさんは「いつもというわけではないが、集まる人や場所に影響されてバンドの印象が変わることも」と話す。アルバム「パー」は、そうしたライブ感を大切にしながら、「一発録り」でレコーディングが行なわれたという。

 「アルバムの内容が満足かと聞かれたら、まだまだ表現方法はあるのでこがすべてではないと思うが、『バンドの今』は表現できてるとおもう」と話すのはギターのヤギさん。「CDを聞くときっとライブが見たいと思ってもらえるのでは」とも。

 「季節も年齢も国籍も性別も関係なく、お年寄りも子どもも踊れてしまうような音楽をこれからも作って行きたい」とタケさん。「今後は田んぼなどで自然の音をバックに録音してみたい」とほほ笑む。

 今後の名古屋でのライブは、3月21日=「得三」(千種区今池1)、4月3日=「DAY TRIVE(デイトライブ)」(中区東桜2)、4月17日=「HUCK FINN(ハックフィン)」(千種区今池5)、4月29日=「K.Dハポン」(中区千代田5)を予定。

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