ヒップホップグループ「カルテット」、ツイッター使いイベント開催

KARUTETTO(カルテット)のみなさん。左からAViAさん、SAMONさん、NALさん

KARUTETTO(カルテット)のみなさん。左からAViAさん、SAMONさん、NALさん

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 名古屋を拠点に活動するヒップホップグループ「KARUTETTO(カルテット)」が4月10日、栄の洋風居酒屋「BOKUMO(ボクモ)」(名古屋市中区栄5、TEL 052-253-6950)でTwitter(ツイッター)を使った音楽イベントを開催する。

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 店内の席数の関係から参加人数を限定する同イベントでは、イベント告知や参加者の募集、抽選の様子など、イベント開催までの全過程をツイッター上でつぶやいている。イベント中も店内の大型ビジョンにツイッターのハッシュタグを表示。観客の意見や思い、リクエストなどをツイッターで発信してもらい、カルテットの3人がそれらを拾っていくスタイルをとる。

 開催の経緯について、カルテットのAViAさんは「以前、ボクモ店長の岩須さんとツイッターについての話になり『次世代のメディアになっていくのでは』ととても盛り上がった。もともとボクモでカルテットとして何らかのイベントを開きたいと思っていた折でもあり、『ツイッターと絡めたイベントはできないか』という話へと進み、今回のイベントを企画した」と振り返る。

 もともとクラブスタイルでのライブを得意としているカルテット。「近ごろはライブの中の3割くらい、アコーティスックアレンジでライブを行っている」とAViAさん。「ボクモでのライブはアコースティックで行いたいと思っていたこともあり、ツイッターを使えば、クラブアレンジではなく、アコースティックメーンのライブを行うこともダイレクトに発信できる」とも。

 観覧を希望するファンらとはツイッターを通して直接やりとりをした。「どんな立場の人でもツイッターで言葉にできるのは140文字まで。しかも画面の中では友人も著名人も同じように表示される。そうしたことから、どんな人とも同じ目線でやりとりできるのが魅力だと感じている」とAViAさん。

 当日はメンバーが考案した特別カクテルなども提供予定。抽選でメンバーの「得意料理」などが当たる企画もあり、そうした抽選もツイッター上で行う。「ツイッターと連携した音楽イベントは、名古屋では珍しいのでは。結構最先端なのではと思っている(笑)」とNALさん。「今後、ツイッターがどうなっていくかはわからないが、期待している。こうした実験的なイベントを繰り返していくことで可能性を探ることができるのでは」とSAMONさん。「今後は、観客のダイレクトな声が届きにくいより大きなライブハウスなどで同様のイベントを行ってみたい」(AViAさん)と期待を込める。

 当日はピアノトリオバンド「風味堂」ドラマーの中富雄也さんがパーカッションとして参加する予定。会場の様子は随時ツイッター上で伝えていく。

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