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「にっぽんど真ん中祭り」開催迫る-「東日本応援プロジェクト」で東北グルメも

昨年の「にっぽんど真ん中祭り」の様子  ©にっぽんど真ん中祭り

昨年の「にっぽんど真ん中祭り」の様子  ©にっぽんど真ん中祭り

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 名古屋の夏の風物詩「にっぽんど真ん中祭り(略称=どまつり)」が、8月26日に行われる前夜祭を皮切りに28日までの3日間、栄エリアを中心に開催される。

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 1999年、北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」を参考に本格的に始まり、今年で13回目を迎える同祭り。昨年は、名古屋開府400年を記念しギネス記録に挑戦した「どまつり・名古屋大総踊り」が「最も大規模な鳴子踊り(The largest naruko dance)」としてギネス世界記録に認定されたほか、観客動員数が過去最高の210万人に上るなど、名古屋を代表する祭りの一つとして定着している。

 祭りでは、1チーム150人以下で構成するチームが、色とりどりの衣装を身にまとい鳴子片手にオリジナリティーあふれる踊りをステージやパレードで披露。パレードでは最終日のファイナルコンテストで決定する「どまつり大賞」を目指し全国各地から参加するチームが一丸となって熱い踊りを繰り広げる。今年は210チーム、2万3000人が参加を予定し、名古屋の夏を盛り上げる。

 今年は、久屋大通公園会場をメーンに名古屋の各所を舞台として市内外19会場で同時開催、過去最大規模で展開する。テーマは「Power To Japan」。東日本大震災の被災地の復興を願うとともに「どまつり」から元気を発信しようと「東日本応援プロジェクト」を立ち上げ、名古屋市が復興に携わっている岩手県陸前高田市の応援、岩手県職員によるブース出展、東北の材料を使った食の展開、義援金の募集なども行う。27日夕方には久屋大通公園会場の特設ステージで陸前高田と中継を結び、河村たかし名古屋市長と陸前高田市長が互いにエールを送り合うイベントも予定している。

 「食にも力を入れた」とにっぽんど真ん中祭り文化財団・広報担当の白山さん。久屋大通公園内のエンゼル広場「NAGOYAフードコート」では、盛岡冷麺、仙台牛タンなどの東北グルメ、野菜チヂミ、トッポギなどの韓国グルメ、どて串、天むす、手羽先からあげなどの名古屋めしなどB級グルメを取りそろえる。

 そのほか、28日夕方に開催される「1000人の総踊りパレード」、SKE48のスペシャルステージ、どまつり初登場のグレート家康公「葵」武将隊(岡崎市)、「あいち戦国姫隊」(愛知県)のパフォーマンス、祭り最後を盛り上げるファイナルコンテストなども。

 前夜祭は8月26日17時~21時、久屋大通公園会場メーンステージで行われる、28日・29日の本祭は9時~21時。

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