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長者町の祭り「えびす祭り」のCM、社会人チームが制作・上映

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長者町の祭り「えびす祭り」のCM、社会人チームが制作・上映

CMの監督を務めた谷亜由子さん(左)と、主演を務めた前田守彦さん(右)

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 名古屋を中心に市民大学を運営するNPO法人「大ナゴヤ大学」から派生した活動「長者町ゼミ」のメンバーが制作した、長者町の祭り「えびす祭り」のCMが現在、栄の街頭ビジョンで上映されている。

 2009年に大ナゴヤ大学で行われた長者町をテーマにする授業で集まった生徒らを中心に結成された同ゼミ。これまで街の人たちと共同しながら、「えびす祭り」「長者町カルタ大会」、オリジナル手拭いの作成など、さまざまな企画の手伝いや運営などに取り組んできた。参加は、ミクシィのコミュニティー「長者町ゼミ」に登録すると「ゼミ生」として活動に加わることができる。現在のコミュニティー登録者数は約80人。20~50代の社会人を中心とした男女が登録しており、コアメンバー約20人を中心に活動を続けている。

 今回のCM制作は、こうした「長者町ゼミ」のこれまでの活動を見て来たえびす祭り実行委員の一人が話を持ちかけた事から企画が動き出した。「昨年と一昨年は、映像などを勉強している学生さんがCMを作成していた。初めて自分たちに話を頂いたときは、経験のない自分たちに果たしてきちんと作り上げる事ができるのか、制作費もない中みんなは協力してくれるのか、ということなどが心配だった」と振り返る同ゼミの前田守彦さん。

 「長者町ゼミのメンバーに話をしたところ、みんな面白がって話に乗ってくれた。メンバーの中には、放送の仕事をしていた人や編集作業ができる人、裁縫ができる人など、CM制作に必要な知識や技能を持っている人が自然と役割が決まっていった」という。こうして、社会人の集まりによるCM制作がスタートした。

 CMで訴えたいことは、「えびす祭り」の開催日時。「街の様子を見せながら、開催日時を伝える方法をあれこれと考え、みんなで膨らませて行った」と、ゼミ発起人の一人でCMの監督を務めた谷亜由子さん。前田さんは初めて描く絵コンテを何度も何度も書き直し、CMのカット割りなどを決めていったという。撮影は7月末~8月の早朝に行った。

 「撮影当日は、偶然その場にいた街の人にも急きょ参加してもらいながら進めた」と谷さん。「最初はみんなカメラの前に立つのを嫌がっていたが、本番は積極的に参加してくれた。編集もアイデアを出してくれたりして、みんな楽しそう参加していた。天気も良かったし本当にうまくいった」とほほ笑む。

 長者町の魅力について、前田さんは「人の距離感がとても気持ちよい所」と話す。「ゼミ生たちも、街との関わり方は人それぞれ。興味や関心もさまざまな中、街の人たちはちゃんとそれらを受け入れてくれて見守ってくれている。『こんなこと難しいかな?』と思う企画も、一緒になって考えてくれる姿勢が本当にすてきな人たちだと思う」と話す。「この街はとても歴史がある街なのに未完成な感じが魅力。まだ完成されていない感じが、外の人たちを受け入れる余地になっている。外から来た私たちのような人たちがアイデアを出しても温かく見守ってくれて許容のある街」と谷さん。「今のゼミの合言葉は『今日の妄想は明日の現実』(笑)。1人で考えると難しいことも、みんなで考えて協力し合うと現実になる。これからも長者町のファンとしてこの街で遊ばせてもらえる企画に取り組んでいきたい」

 CMは現在、黒毛和牛セルジュ源’s(中区栄3)、セルジュ源’s錦店(錦3)、焼肉源’s栄町支店さ(栄3)の屋外ビジョンで上映されているほか、長者町ゼミのホームページでも閲覧できる。上映は「えびす祭り」当日までを予定。えびす祭り開催は11月12日・13日の2日間。

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