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「あいちトリエンナーレ2013」を子どもたちがダンスでPR‐「K☆DAT」始動

「あいちトリエンナーレ2013」をPRする「K☆DAT」

「あいちトリエンナーレ2013」をPRする「K☆DAT」

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 愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1)で9月15日、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」をヒップホップダンスでPRするキャラバン隊「K☆DAT(ケー・ダット)」がパフォーマンスを披露した。

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 K☆DATは、2013年8月10日から愛知芸術文化センター、名古屋市美術館や名古屋市内のまちなか(長者町会場、納屋橋会場など)と、岡崎市内のまちなか(康生地区など)で開催される「あいちトリエンナーレ2013」をPRするために結成された子どもたちによるダンスユニット。ダンス経験のある小学1年生から中学2年生の子どもたちを募集。7月にオーディションを行い、小学3年生から中学2年生の女子26人、男子4人の計30人が選ばれた。メンバーは8月から「エイベックス・アーティストアカデミー名古屋校」でレッスンを行い、9月15日からPR活動を始めた。

 この日は15人が登場。トリエンナーレのテーマである「揺れる大地‐われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」を、キューブなどを使った約20分のヒップホップダンスで表現した。

 構成・演出の齊藤敏明さんは前回の「あいちトリエンナーレ2010」に続き、PR隊の演出を手掛けた。「テーマを4つのストーリーに仕立て、起承転結で構成したダンス。表現したい欲求が爆発するところから始まり、自分たちの立っている位置を確認し、過去の思い出や記憶をたどっていく。最後には未来へ向けての復活を表している。全体の流れを作って振り付けの先生たちに相談し、ダンスにしていった」と振り返る。ダンスの音楽には、地元出身のヒップホップアーティストSEAMO(シーモ)さんも新曲「汚れた翼で」を提供している。

 ダンス終了後、齊藤さんは「夏休みに練習を頑張った成果が出ていた。子どもたちがダンスを通じてアートに触れる楽しさを表現している姿を、ぜひ見にきてほしい」と笑顔を見せた。

 K☆DATは2013年2月末までの土曜・日曜、祝日、冬休み期間に各地でトリエンナーレをPRしていく予定。栄では9月29日・30日、久屋大通公園エンゼル広場で開催される「メーテレ秋祭り」も出演する。今後の活動予定はホームページで随時発表していく。

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