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栄で若手陶芸家シリーズ「イケヤン★展」第2弾-瀬戸市・穴山大輔さん

陶芸家の穴山大輔さん

陶芸家の穴山大輔さん

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 ナディアパーク・国際デザインセンター(名古屋市中区栄3)4階のクリエーターズショップ「Loop(ループ)」(TEL 052-265-2106)で1月4日から、若手陶芸家による「イケヤン★エキシビションリレーvol.2 『穴山大輔展』」が行われている。

穴山大輔さんの作品

 穴山大輔(あなやま だいすけ)さんは、栃木県出身の陶芸家で、1981(昭和56)年生まれ。2005年に東北芸術工芸大学を卒業。在学中は、「硬い質感が好きだった」という彫金でのジュエリー制作を行っていて、「『土(=陶芸)』は理解できなかった」と、穴山さん。その後、尊敬する陶芸家の先生に古い焼き物の骨董(こっとう)品を見せてもらってから陶芸の良さに感動し、没頭し始めたという。2007年に瀬戸市新世紀工芸館の陶芸研修を修了し、現在も瀬戸市で制作活動を行う。「近くの山から自然の土を採ってきて、土作りから行っている。自然の土に含まれる雑味が、(作品が仕上がったときの)土の『おいしいところ』になる」という。

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 同展は、穴山さんが実行委員を務めるグループ「IKEYAN★(イケヤン)」のリレー方式個展。同グループは、「狭い陶芸のマーケットの中で、作家同士が意見交換を行い、交流することが必要」として、若手陶芸家や学生を集めたイベントを2007年から行う。同グループのリーダー・青木良太さんについて、「飲み会で初めて会ったとき、明るくて楽しい、気の合うお兄さん」が第一印象だったという。「(活動を通じて)青木さんからは、考え方を学ぶことが多い。明快で、白黒がはっきりしている。話し合いの場でも、分かりやすく、段取りを組みながら、みんなの意見を聞いて、まとめていく」とも。「自分の陶芸活動と平行して、IKEYAN★を運営していくことは難しい面もある。楽しいと思えるのは時々だが、作品づくりと同じように、一つのプロジェクトが完成したときに充実感を感じる」と、活動を振り返る。

 今回は、茶わんや丼、カップ、皿など250点を展示・販売。特に、新作のポット(8,400円)を見てほしいという。「(作品は)軽すぎず重すぎず、毎日の生活の中でストレスにならないものを心掛けている。てかりのある質感も使い込んでいくうちに深みが増していくので、毎日使って、『土味(つちあじ)』を引き出してほしい。器を手にした人に、器を育ててもらえれば」(穴山さん)。

 開催時間は11時~20時。火曜定休。作家在廊日は今月12日13時~17時。同14日まで。16日からは第3弾「宮木英至展」を開催する。

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