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松坂屋美術館で「加賀赤絵展」-名品150件通じ変遷たどる

加賀赤絵の名品が並ぶ会場内

加賀赤絵の名品が並ぶ会場内

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 松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)南館7階の松坂屋美術館(TEL 052-264-3611)で2月9日、「加賀赤絵展 魅惑の赤、きらめく金彩」が始まった。

加賀赤絵の器を用いたテーブルコーディネート

 中国との交易を通して伝わった数々の陶磁器の中でも、その華やかさで人々の心を魅了した赤絵。本展では、前田利常が寄進したといわれる中国・明代の「万暦赤絵 五彩大花瓶」(那谷寺蔵)から始まり、江戸時代後期に加賀藩が京都の名工・青木木米を招いて作らせた中国赤絵の写し、江戸時代の再興九谷諸窯、明治時代に万博などに陳列されたジャパン・クタニ、そして人間国宝・吉田美統などによる現代の作品など赤絵の名品約150件を歴史の流れに沿って展示。茶の湯や食文化の円熟とともに日本独自の発展を遂げてきた赤絵の変遷をたどることができる。

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 「どれも一つ一つ手描きで、器の裏や内側にも細やかな柄が施されている。細部までじっくり見てほしい」と学芸員の荘加さん。

 会場には、加賀赤絵の器に現代の漆器やガラス、銀器を組み合わせたテーブルコーディネートを紹介するコーナーも設置。深雪スタジオの飯田恵秀さんが手掛け、同コーナーは撮影もできる。

 今月16日には陶芸家・田村星都さんによる細字実演(11時~17時、途中休憩あり)、23日には石川県能美市・伝統工芸九谷焼とウルトラマン絵付け体験(11時~17時、受け付けは16時30分まで、有料)を開く。

 開館時間は10時~19時30分(入館は閉館の30分前まで)。入館料は、一般=1,000円、高大生=800円、中学生以下無料。3月10日まで。

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