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大須で「白しょうゆ ええじゃないか祭」-商店街で踊り子と武将の練り踊りも

境内で「白しょうゆええじゃないか音頭」の総踊りを披露

境内で「白しょうゆええじゃないか音頭」の総踊りを披露

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 大須観音、大須商店街一円で3月3日、「白しょうゆ ええじゃないか祭」のオープニングを飾るイベント「大開幕祭」が行われ、白しょうゆ法被を着用した踊り子100人が名古屋おもてなし武将隊と一緒に「白しょうゆええじゃないか音頭」で大須の街を踊り歩いた。

大須商店街を練り歩いた「白しょうゆ」神輿

 「白しょうゆ」は愛知県碧南生まれの名産品。原料のほとんどが小麦で、色は淡く、独特の甘みと優しい味わいが特徴。愛知県、名古屋の味といえば「赤みそ」が有名だが、同祭は「もっとたくさんの地元の味があれば、地方の食文化や観光などが盛り上がるはず」という発想で始まった。

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 大須観音境内で行われたオープニングセレモニーには、大村秀章愛知県知事も駆け付けた。碧南市出身で子どものころから白しょうゆになじみがあるという大村知事は「名古屋めしはコッテリというのが定番だが、白しょうゆは甘くて、いろんな料理にダシとして使える」と、白しょうゆの売りをアピールした。

 愛知県味噌溜醤油工業協同組合の佐藤敬治理事長は「『白しょうゆ』は茶わん蒸しや卵巻き、和風パスタなどに使われていて大変汎用(はんよう)性があるが、同じ愛知の伝統食品『豆みそ』や『たまりじょうゆ』と比べると認知度が低い。白しょうゆを愛知県、また全国的に広めようと日夜思っていたところ、カルビーが白しょうゆを使ったポテトチップスを発売すると聞いて、ぜひ一緒にPRしていこうと同イベントを企画した」と経緯を話す。

 同祭に協賛しているカルビーの国吉真二中部支店長からは、東海地区限定ポテトチップス「白しょうゆ」味の開発裏話も出た。「地元に根差した地域のポテトチップスを作るべく、今まで本社主導で手掛けていたものを、中部支店のメンバーでプロジェクトを立ち上げ、2010年秋に商品発売したが見事に大失敗。プロジェクトを解散すべきかどうかというところで、メンバーからでてきたのがこの『白しょうゆ』。知名度がネックで見送った経緯があったが、『知らないなら、僕らで知らしめよう』というコンセプトで綿密なプロモーションを行って発売したところ、見事合格ラインを達成した」と苦労を振り返った。「かっぱえびせんの白しょうゆ味も発売することになって、さらに白しょうゆを認知する機会が増えると思う」とも。

 セレモニーに参入した名古屋おもてなし武将隊の徳川家康は、白しょうゆを毎日使っているといい、「最近のマイブームは、刺し身を白しょうゆにつけて食べること。何に合うかというのを日々研究している」と得意気に話し、この日の大須は白しょうゆ一色だった。

 同祭は大開幕祭を皮切りに、店全体が白しょうゆ仕様に装飾された「おもてなし店舗・本丸拠点」や、オリジナリティーあふれる白しょうゆメニューを食べられる「おもてなし店舗・出張拠点」が愛知県内の名駅・栄・大須・碧南・刈谷・岡崎に合計75店舗出現。親子で楽しめる料理教室や白しょうゆの醸造所見学ができる「白しょうゆ寺子屋」も開催される。

 3月17日まで。

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