見る・遊ぶ

栄「G/Pit」で「名古屋演劇杯」開催へ-出演劇団を募集

第一回「名古屋演劇杯」の様子 虚構オメガ「鉄槌」

第一回「名古屋演劇杯」の様子 虚構オメガ「鉄槌」

  •  
  •  

 栄の劇場「G/Pit(ジー・ピット)」(名古屋市中区栄1)で7月28日~10月27日、約3か月間にわたる演劇イベント「名古屋演劇杯」が開催される。同イベントでは現在、出場団体を募集している。

優れた作品、俳優には賞が贈られる

 同イベントは名古屋から全国に舞台と俳優を届ける演劇祭を目指し、同劇場と演劇情報サイト「名古屋演劇アーカイブ」が協力して企画。今年で2回目の開催。

[広告]

 今回は公募にエントリーした劇団から、実行委員会が11団体を選出。各団体が約1週間(4ステージ以上)の単独公演を上演する。優れた作品、俳優にはそれぞれ「名古屋演劇大賞」「最優秀俳優賞」を贈る。

 同劇場スタッフで「劇団あおきりみかん」俳優の松井真人さんは「作品と俳優に賞があり、参加者が全国へ羽ばたく助けになる演劇祭をやりたくて企画した。愛知には賞を競い合うフェスティバルは少なく、新しい劇団や若い俳優が育つ場、磨かれる機会があまりない。名古屋の賞を取ったとアピールすることで、東京、大阪などの公演にチャレンジする人たちが、自己紹介や宣伝をしやすくなれば、うれしいこと」と話す。「テーマや上演時間で縛らず、約1週間の間、劇場を自由に使ってもらうのは、参加団体に普段通りの公演をやってほしいから。ミュージカルでも、古典でも、普段その劇団がやっていることを評価する場にしたい」とも。

 名古屋演劇アーカイブの長谷川公次郎さんは「第1回をやってみて、継続、定着していける手応えを感じた。参加者からは、普段通りの公演ながらコンテストの緊張感もあり、いい経験だったとの感想があった。審査員が丁寧な講評を発表するのも、このイベントの魅力。通し券で全団体を見てくれた観客も多く、演劇ファンが新しく応援したい劇団や俳優を発見する場にもなった」と振り返る。

 参加団体の応募資格や審査基準について、松井さんは「情熱を込めて企画書を書いてくれたら、それが資格。公演回数や観客動員の実績ばかりではない。自分たちの魅力をはっきりとアピールできる人たちに参加してほしい。とにかく面白いものが見たいし、広めたい。賞を取れなくてもマイナスになることは絶対ないので、ぜひ応募してほしい」と期待する。

 長谷川さんは「面白い作品を集めるので、上を目指す劇団、俳優たちを見に来てほしい。劇団の成長は観客と共にある。ぜひ一緒に名古屋の演劇を盛り上げていただけたら」と多くの来場を呼び掛ける。

 応募締切は3月31日。

  • はてなブックマークに追加