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松坂屋美術館で「ムーミン展」-オリジナル原画を展示

会場に入るとムーミントロールが出迎えてくれる © Moomin Characters ™  Tampere Art Museum Moominvallay

会場に入るとムーミントロールが出迎えてくれる © Moomin Characters ™ Tampere Art Museum Moominvallay

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 松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)南館7階の松坂屋美術館(TEL 052-264-3611)で現在、「トーベ・ヤンソン生誕100年記念 MOOMIN! ムーミン展」が開催されている。

ムーミン谷を細かく再現したジオラマ模型

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 北欧文化やデザインを象徴するアイコンとして人気を集めている「ムーミン」。このムーミンが登場する9冊の童話を描いたのが、トーベ・ヤンソン(1914年~2001年)だ。フィンランドの首都ヘルシンキでスウェーデン語系フィンランド人として、グラフィックアーティスの母と彫刻家の父という芸術一家に生まれ、本人も画家やイラストレーター、児童書や小説の作家と多彩な才能を発揮した。同展は、トーベ・ヤンソンの生誕100年を記念した企画で、昨年より全国10会場を巡回、名古屋が最終会場となっている。

 会場は、主人公のムーミントロールはもちろん、ちびのミィやスナフキンなど個性豊かなキャラクターを紹介する「ムーミン谷の仲間たちと物語」から始まり、「ムーミン谷の四季」、「ムーミン谷の風景」、「自然のちから」、「不思議な生きものたち」と5つのテーマで構成。フィンランドのタンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館が所蔵するムーミンの原画、習作、スケッチなど約200点を展示している。そのうち150点は日本初公開の作品だ。さらに、ムーミン立像や、ストーリーの鍵となるシーンを紹介する映像、ムーミン谷のジオラマ模型なども展示されており、「愛らしいキャラクターだけでなく、細かく描かれた風景や自然、ストーリー性の高さなど、ムーミンの魅力を存分に堪能できるはず」と担当者。さまざまなグッズも販売、中には会場限定のオリジナルグッズもあり、初日から多くのムーミンファンが来場した。

 開館時間は10時~19時30分(最終日は18時まで。入館は閉館30分前まで)。入館料は、一般=1,000円、高大生=800円、中学生以下無料。5月17日まで。

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