地下鉄上前津駅 6・7番出口近くに6月4日、「TRUNK COFFEE & CRAFT BEER(トランクコーヒー アンド クラフトビール)」(名古屋市中区上前津1、TEL 052-321-6626)がオープンした。
3年前に高岳にオープンした「トランクコーヒー」(東区)の2号店。スペシャルティコーヒーとクラフトビールをメインに提供する。建物は4階建てで、解体業や店舗施工などを手掛けるトミタによるデザインチーム「SASQUATCH(サスカッチ)」との共同経営。1~3階は同店が、3~4階はサスカッチのデザイン部署室として運用する。
コーヒーはスペシャルティコーヒーを提供。エスプレッソやカフェラテ、ドリップコーヒーやエアロプレスで抽出したコーヒーなどのほか、窒素ガスが溶け込んだクリーミーな口当たりのアイスコーヒー「NITRO COLD BREW(ナイトロコールドブリュー)」(650円)はビアサーバーで提供する。
クラフトビールはたる生ビールを常時7種類(650円~、3種類飲み比べセット1,000円)、その他にボトルビールも取りそろえる。国内メーカーでは、志賀高原ビールや京都醸造、城端麦酒やうしとらブルワリーなど。国外からは、デンマークのブルワリーで「ミッケラー」「トゥオール」などのクラフトビールも。その日のラインアップはフェイスブックページで知らせる。
同店共同代表の田中聖仁さんは「バリスタならではの感覚で選ぶビールを楽しんでほしい。コーヒー好きな人がビールにも興味を持ったり、ビール好きな人がコーヒーも好きになったり、トランクを通じて、そうしたきっかけを提供できれば」と話す。
フードメニューは、春日井のフレンチレストラン「elever la vie (エルヴェラヴィ)」のシェフで、公邸料理人を務める吉川成輝さんがメニューを監修。コーヒーに合う野菜を使ったスイーツやクラフトビールに合う「ポークパテ」(780円)、片手でも食べやすいラップサンドのような「そば粉のガレット」(550円)などを提供する。
同じく共同代表の鈴木康夫さんは「新しいコーヒー文化の発信者として、一緒に名古屋に新しいコーヒー文化を築いてくれる熱い仲間を募集している」と呼び掛ける。
営業時間は11時~23時。