東海エリアを中心としたアーティストや作家などのショップが軒を連ねるマーケットイベント「SOCIAL TOWER MARKET 2017(ソーシャルタワーマーケット)」が10月7日・8日、名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3、TEL 052-971-8546)を中心に南北に広がる公園(もちの木広場からロサンゼルス広場まで)一帯で開かれる。
「テレビ塔のある街の新しいかたちの社交場を」をコンセプトにする同イベントは、今年で6回目を迎える。これまでは「名古屋まつり」と同日開催で行っていたが、今年名古屋まつりから卒業。規模を倍近くに拡大して開く。当日は延べ約200店舗の出店者が軒を連ねる。
規模拡大について同事務局の青木奈美さんは、「認知度も上がってきたこともあり、ありがたいことに参加したいと言ってくださる出店者の方が増えてきた。公園自体の使い方を検証したり魅力を再発見したりするためにも、より広い範囲で開催したいと思っていたこともあり、今回拡大させていただくことにした」と話す。
会場内ではアクセサリーや食器類や雑貨、洋服などさまざまなジャンルの店舗が並ぶほか、東海エリアの日本酒と器を紹介する限定日本酒スタンド『stand Coup!』も出店する。毎年同イベントで長蛇の列ができる北欧雑貨店『SCOPE』も今年も参加するという。
通常は多くの観光バスが駐車しているテレビ塔北側の駐車場も当日は封鎖し、特設ステージを設置。さまざまなバンドが登場し、音楽でイベントを彩るという。出演者は、7日=くもゆき (おおはた雄一と福岡晃子 from チャットモンチー)、王舟、Tempalay、imai(group_inou)、Gofish、8日=柴田聡子さん、MONO NO AWARE、GELLERS、she said、折坂悠太さん。
「厳選された個性的な店舗が並ぶので、じっくり見て回ると1日では足りないかも。飲食の店舗も充実しているので、出店者の方々とゆっくり話しながら楽しんでもらい、お気に入りのお店や物、そして人を見つけていただきたい」と青木さん。
「マーケットを通して、自分たちの住む街の公園がどう変化していくと良いとイメージするか、どうしたらもっと愛したくなり誇れる公園になるか、というようなことを楽しみながら感じてもらうことができれば」と呼び掛ける。「もちの木広場からロサンゼルス広場までの範囲を使うイベントはほかにはないので、このイベントならではの公園の使い方と、南北に長く伸びる公園の特性も楽しんでもらいたい」とも。
開催時間は両日とも11時~17時(土曜のみ一部エリアは20時まで)。詳しくはソーシャルタワーマーケットのオフィシャルウェブサイトで確認できる。