栄のワインバー「ボクモ」(名古屋市中区栄5)で1月6日、トークイベント「『謎の大観音』ネット大捜索劇の舞台裏!渦中の第一投稿者『つるま』さんが激白」が開催される。
コンクリート像研究家の「つるま」さんとフリーライターで浅野祥雲研究家の大竹敏之さんが、「謎の大観音」の正体を追いかけたてん末を語り合う同イベント。2人は昭和初期から40年代にかけて東海地方各地にコンクリート像を残した造形家・浅野祥雲の仏像修復などを共に行う友人同士。
昨年12月、つるまさんが近畿地方のある寺に残されていた年代も場所も分からない観音像の写真をツイッターにあげて情報を募集したところ、数多くの人が反応。写真に写っている仏像や人々の服装、背景の植物までさまざまな分野の情報が集まり、推理・考察が行われ、つるまさんは4日間で仏像の正体にたどり着いたという。不特定のネットユーザーたちが力を合わせた知的な解明劇は話題となり、ヤフーやNHKのニュースで取り上げられた。
今回のイベントでは、捜索におけるさまざまなエピソードと観音像の正体、歴史発掘の面白さなどを語り合う。
会場となるボクモは2009年に栄にオープンしたワインとビールと雑談が楽しめる「文科系飲食店」。100種類を超えるワインや愛知の地ビールなど充実したドリンクと、豊田市や本巣市からの産地直送野菜や創作料理のメニューが楽しめる。
開演時間は、16時~17時30分。料金は1,000円(ドリンク代別途)。問い合わせはボクモ(TEL=052-253-6950)。