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愛知で世界コスプレサミット メキシコ代表がチャンピオンシップ優勝

コスプレチャンピオンシップの入賞チーム。(左から)2位インドネシア代表、1位メキシコ代表、3位タイ代表

コスプレチャンピオンシップの入賞チーム。(左から)2位インドネシア代表、1位メキシコ代表、3位タイ代表

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 名古屋市、蒲郡市、犬山市などで7月28日~8月5日、コスプレの祭典「世界コスプレサミット2018」が開催された。4日・5日のメイン会場となった名古屋市には世界各国から多くのコスプレーヤーが集まり、さまざまなイベントを楽しんだ。

大須商店街で行われた「大須コスプレパレード」

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 日本のアニメ・漫画文化を通じた国際文化交流を目的に、2003年から愛知県で開かれている同イベント。16回目となる今回は、7月28日に蒲郡市「ラグーナテンボス」、8月1日に犬山市「博物館明治村」でオープニングセレモニーや会場を開放してのコスプレイベントを開催。1日は名駅の結婚式場「ブルーレマン名古屋」でコスプレ撮影パーティーを行い、3日には栄のセントラルパーク地下街でのコスプレパレードやオアシス21での「コスサミ前夜祭」を行った。

 4日・5日はメイン会場「オアシス21」の特設ステージで、参加者がコスプレを披露する「ニコニココスプレクション」やソーシャルゲーム「アズールレーン」のコスプレコンテストなどさまざまなプログラムが行われた。オアシス21のほか、名古屋テレビ塔もちの木広場、久屋大通公園フラリエ、大須商店街、名古屋城など市内各所が写真撮影開放エリアとなり、多くのコスプレーヤーが撮影を楽しんだ。 

 5日には大須観音境内にチャンピオンシップ出場者をはじめ、一般コスプレーヤーが集合。「大須夏祭り」でにぎわう商店街で「大須コスプレパレード」を行った。沿道には多くの観客が集まり、通り過ぎるコスプレーヤーに声援を送った。

 「ドルフィンズアリーナ」では「世界コスプレチャンピオンシップ」を開催。過去最多となる36カ国・地域の代表が出場し、ステージパフォーマンス、原作へのリスペクト、衣装のステージ映えなどを競い合った。声優の古谷徹さん、歌手の水木一郎さんらが審査をした結果、「ストリートファイター」のコスプレをしたメキシコ代表チーム(エドゥアルド・ペラルタさん、ホセ・ルイス・サエンスさん)が優勝した。2位はインドネシア代表の「無双OROCHI3」、3位はタイ代表の「モンスターハンター:ワールド」が選ばれた。

 メキシコ代表の2人は「感動が大きすぎて、言葉に表現できない。サポートしてくれたメキシコの友達、家族に感謝を伝えたい」(ペラルタさん)、「優勝して世界一のトロフィーを受け取ったが、名古屋で世界各国のコスプレーヤーに会えて、新しい友達ができたことは、トロフィーより価値があると思う」(サエンスさん)と喜びを語った。

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