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名古屋クラブクアトロが30周年記念イベント 対バンライブで20組以上出演

30周年企画を担当した「名古屋クラブクアトロ」チーフの上田健二郎さん

30周年企画を担当した「名古屋クラブクアトロ」チーフの上田健二郎さん

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 名古屋パルコ(名古屋市中区栄3)東館8階にある「名古屋クラブクアトロ」が30周年記念企画「NQ30 New Direction」を開始した。

ほとんど開業当時のままだという場内

 開業は、名古屋パルコ開業と同じ1989年6月29日。会場の収容人数は550人。大きな改修もなく、内装もほとんど当時のままだという。

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 周年企画では20組以上が出演予定の対バン企画を中心としたライブのほか、出演者からのコメントや対談のウェブ掲載、記念グッズの販売などを行う。企画を手掛けたのは、渋谷クラブクアトロでアルバイト時代も含めると20年以上、名古屋クラブクアトロを担当して5年になるチーフの上田健二郎さん。「名古屋に来た当初、パンクやハードコア、ヒップホップ文化が根強い印象が強かったが、さまざまな組み合わせの対バン企画、落語やユーチューバー、ニコ動のイベントなど、時代に合った幅広いコンテンツを仕掛け、より多くの方に目を向けていただけるように意識し提案してきた」と振り返る。

 周年企画のライブは5月12日の「TH eROCKERS」を皮切りに、10月頃まで開催予定。前夜祭の6月28日、開業記念日の29日が特に目玉といい、28日=民謡クルセイダーズ、OBRIGARRD & GIANT STEPS、DJはEGO-WRAPPIN'の森雅樹さん、Salさん(Chant Down Babylon)、29日=EGO-WRAPPIN'、ペトロールズが出演する。「対バンの組み合わせの意外性を楽しんでほしい。10~20代の若い方々にも楽しんでもらいたい」。

 イベントタイトルは、故・高柳昌行さんが率いたフリージャズバンドの名前「New Direction」にあやかった。「緊張感や生命力があふれる独特な世界観が、目指すことに似ていて重ねた」(上田さん)。メインビジュアルのディレクションは雑誌「POPEYE」や「TOO MUCH MAGAZINE」などのアートディレクションを手掛ける前田晃伸さんが担い、イラストレーションはオオクボリュウさんが担当する。会場に入ってすぐの大きな柱と喫煙室の壁に、オオクボさんがアート作品を描く企画も。「25周年の時はそれまでのライブポスターを集めてビジュアルにした。30周年は、これからの新しいクアトロの姿を表現していく」と上田さん。

 「名古屋音楽シーンでのクアトロの位置付けを再確認し、クアトロらしさと意外性を提案し続けたい」と話す。

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