音楽フェスと各店の焼きそばを味わえる「金山音楽フェス&ヤキソバトル」が11月2日・3日、金山総合駅(名古屋市中区金山1)南口広場や商業施設「アスナル金山」(金山1)、近隣の老舗喫茶店などを会場に初開催される。
金山かいわいの街おこしを目的に金山商店街振興組合が開催するもの。アスナル金山と同駅南口広場が連動してイベントを開催するのは初めてだという。
音楽ライブは4カ所6ステージを用意し実施。同駅南口広場に設けるメインステージとミニステージ、金山南ビルの軒下ファミリーステージ、中にあるインターコモン(屋内空地)ステージ、北側に位置するアスナル金山、駅近くの老舗喫茶店「ブラジルコーヒー」内のステージ。ライブ内容はレゲエ、ヒップホップ、ジャズ、ポップス、ロック、クラシック、お笑いなど多ジャンルで、各会場のタイムスケジュールはホームページで確認できる。
南口前広場に特設する「ヤキソバトル」会場には東海エリアの飲食店や製麺所から全10ブースが出店。参加店の既存のメニューのほか、同イベントのために開発した焼きそばメニューが登場する。瀬戸焼きそば、南伊勢産のタイの身を使った焼きそば、八丁みそ仕立てのソースの焼きそば、コーミソースとオリジナルの魚粉を合わせたシンプルな焼きそばなど。1人前500円。
「国民食である焼きそば。名古屋には焼きそばイベントがなかったので企画した。特に『名古屋風焼きそば』と確立された料理もなかったため、さまざまなご当地焼きそばを集めたバトル形式にした」(同イベントを担当する同組合の横地義信さん)と話す。専用の投票用紙に「おいしいと思った店舗名」を記入し投票する。投票結果は3日の20時過ぎにメインステージで発表する。
横地さんは「音楽フェスとヤキソババトルを同時開催することで音楽と食文化の両方を楽しめるようにした。ライブ会場を回りながら、金山の街を街歩きしてほしい」と参加を呼び掛ける。
開催は10時~21時。ライブ観覧無料、飲食などは有料。