サウナ&カプセルホテル「ウェルビー栄」(名古屋市中区栄3)が8月5日、ウェルビーのツイッターで「#オンライン水風呂」の動画を投稿した。
「熱波」を浴びせるサービス「ロウリュ」の様子「#オンラインロウリュ」のワンシーン
ウェルビー別店舗のスタッフが「オンライン銭湯」というワードを知ったことをきっかけに、3月末に「#オンラインロウリュ」という投稿を初めて行った。栄店では4月の緊急事態宣言を受け、休業した際に「#オンラインサウナ」を初投稿。
ウェルビー栄店のスタッフによると「#オンラインサウナ」の投稿は「休館中ご来店いただけないお客さまに、少しでもウェルビーのサウナに入っている気分を味わっていただくため、そして必ず営業の再開をお約束する、という意思表示だった」と思いを話す。
今回の「#オンライン水風呂」は、施設内の水風呂に入る目線で撮影された動画で、水中にもぐったシーンもある。愛知県独自の緊急事態宣言(今月5日に会見で表明、6日に発出)を受け、「不安に思われるお客さまや移動自粛を選択されるお客さまに、ウェルビーの水風呂に入っている気分を味わっていただけたらという思いで投稿したもの」(同)という。「夏本番を迎え少しでも『涼』を感じる動画をという側面も」とも。
「休館やコロナの影響でご来店いただけなかったお客さまが戻られたときに、より喜んでいただける施設に進化しなければ」という思いで休館中によりサウナの本場・フィンランドを感じられる空間を目指し、改装したという。水風呂は「フィンランドの湖」のイメージで、以前、温かい風呂を変更したもの。
同スタッフは「#オンラインサウナ」「#オンラインロウリュ」「#オンライン水風呂」の投稿の反応について「コロナが落ち着いたら行きたいと思ってくれる方々が多いようでうれしく思う」と話す。
営業時間に変更はない。施設内レストランも「温浴施設内の店舗は対象外」という確認を取った上で通常営業する。店内ではパーティションやフロントに飛沫(ひまつ)防止ガードなどの設置、定期的な換気などを行い、来店客にもマスク着用。検温、こまめな手洗い・消毒を求め、感染症予防の取り組みを行う。