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「シアターカフェ」が大須から白壁に移転、リニューアル 開店記念の上映企画も

白壁に移転、リニューアルオープンした「シアターカフェ」。「すてきな空間を作っていきたい」と話す同店の江尻真奈美さん

白壁に移転、リニューアルオープンした「シアターカフェ」。「すてきな空間を作っていきたい」と話す同店の江尻真奈美さん

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 映画鑑賞やカフェを楽しめるスペース「Theater Cafe(シアターカフェ)」(名古屋市東区白壁4)が8月1日、リニューアルオープンした。

2階建ての一軒家に、映画上映スペース、カフェ、ギャラリーを併設

 同店は2012(平成24)年、映画館で上映されることの少ない短編映像作品やアニメーション作品を鑑賞できるスペースとして大須にオープン。約7年にわたり多様な上映企画や関連ワークショップ、トークイベントなどを開催し、映画ファン、アニメーションファンに親しまれてきたが、昨年2月にいったん閉店となった。

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 白壁への移転・リニューアルに伴い4月末から6月末にかけてクラウドファンディングを実施。目標の150%に達する支援が集まった。同店の江尻真奈美さんは「誰もが大変な時期に多くの支援を頂き、驚くとともに感謝している。大きな期待に応えられるような、すてきな空間を作っていきたい」と話す。

 新店舗は国道41号線に面した2階建ての一軒家で、来店者は靴を脱いで入場。1階はギャラリーとカフェカウンター、2階は上映スペース。1階のギャラリースペースは、ピクチャーレールと自然光スポットライトを設置し、さまざまなタイプの作品の展示に対応している。カフェは従来通り、ドリンクがメインでメニューを刷新。オリジナルブレンドのカフェラテなどを提供する。ドリンクは1階の座席スペースのほか2階でも楽しめる。

 2階の上映スペースは、4K映像も投影可能な高性能プロジェクターと120インチスクリーン。アカシアの無垢(むく)材の床に座るか、クラウドファンディングの支援金で購入したこだわりの椅子に掛けて鑑賞するスタイル。上映以外にも、小規模な演劇やライブ、イベントのレンタルルームとして利用可能。江尻さんは「快適に映画を見てもらうために、床や椅子にはこだわった。通常の映画館とは違った観賞体験ができると思う」と話す。

 コロナ禍の中での船出となり、上映スペースは19席が定員だが、現在は感染対策のため10席で運営している。江尻さんは「無事開店できたが、時間短縮営業。観客も半分しか入れられないし、トークイベントなどもまだ開催は難しい。まずはカフェの部分に力を入れて運営し、地元の人たちに楽しんでもらうところから始めたい」と意気込む。江尻さんは改修期間中にバリスタ講習を修了。新店舗には新しいエスプレッソマシンを導入したという。

 白壁の街がとても気に入っていると話す江尻さん。「大須でもにぎやかな通りではなく、路地に入った喧騒(けんそう)から離れた場所で運営していた。白壁は歴史的な建造物も多くあり閑静な雰囲気があるが、店舗はメインストリートに面しているので人通りも多い。開店準備をしている時も子どもたちが質問してきたり、散歩の人が『楽しみ』と声を掛けてくれたりした。以前からのお客さまももちろん来てほしいが、人と人、作品が新しく出会い、つながる場所にもなっていきたい」と語る。

 8日からは記念上映イベント「シアターカフェ移転&リニューアル記念大開放祭」を開催。5月から公募した映像作品28作品を5プログラムに分けて上映する。

 営業時間は13時~18時(短縮営業中、土曜は21時まで)。火曜・水曜定休。

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