名古屋グランパスの公式マスコット「グランパスくんファミリー」とアイドルグループ「SKE48」が8月17日、名古屋市から新型コロナウイルス感染症対策を推進する「ナゴヤコロナ対策ハートフルメッセンジャー」に任命された。
名古屋市は、医療従事者への支援をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策の推進を図るための基金として、「ナゴヤ新型コロナ対策でらハートフル基金」を設置。ハートフルメッセンジャー2組は、互いにコラボしながら、新しい生活様式の啓発やハートフル基金の広報活動を行っていく。
名古屋市役所(名古屋市中区三の丸3)で行われた任命式には、グランパスくんとSKE48の斉藤真木子さん、江籠裕奈さん、上村亜柚香さんが出席。河村たかし市長から任命状を受け取った。名古屋市は2組の活動やメッセージで、若い世代に感染予防の意識が広がることを期待している。
グランパスくんは「ぼくたちグランパスくんファミリーもみんなと同じようにマスクを着けたり、手洗い(ヒレ洗い?)はしっかりやっとるんよ。なかなか外に出られずファンのみんなと会えないのは寂しいけど、色んな人達の支えによってJリーグの試合も開催できていて、感謝の想いで一杯なんだわ。まだまだ大変な状況だけど、ナゴヤが一丸となって、力を合わせて乗り越えよまい!」と呼び掛けた。今後、名古屋グランパスのホームゲームでの感染予防の呼びかけ、SNSを通じた情報発信などを行っていく。
SKE48は現在、感染予防に努めながら無観客の公演を配信している。3人はファンをはじめとした若い世代へ、ライブ配信やツイッターを通して3密を避ける行動や、うがい、手洗いの徹底などを呼び掛けていくと意気込みを語った。