「ナゴヤをアップデートする」ことが目的のオンラインサロン「GAKU salon ~ナゴヤ・アップデーターズ~」が10月17日、開設されメンバー募集が始まった。
同オンラインサロンを立ち上げたのは、名古屋生まれ・在住で観光PRの仕事をしている倉橋岳さん。高校・大学時代は留学先のアメリカで過ごした。これまでに文化を切り口に名古屋、愛知、中部、日本のPRを目的に海外遠征に20回以上参加した。
同オンラインサロンはクラウドファンディング「キャンプファイヤー」コミュニティーを活用する。「ナゴヤ・アップデーターズ」という名称とロゴは、設立準備期間中に倉橋さんがこれまでに関係を築いてきた人たちが集まるSNSグループなどで呼び掛けし集まったアイデアやコメントで決まったものだという。
当日、名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3)内の会員制シェアラウンジ「タワーラウンジ カシメ」を会場に、キックオフイベントが行われ、同活動に興味を持つ人が集まった。
同サロンの背景について、倉橋さんは「母親の大病を機に改めて生命のはかなさを知った。やりたいことを忙しいからなどと後回しせず、後悔なく過ごしたいと思い、大好きな名古屋について活動を始めようと思った」と振り返る。コロナ禍で自粛期間中、オンラインで国内外の各分野の「プロフェッショナル」との意見交換や著名人のセミナーに参画するなどし、オンラインサロンで立ち上がった企画のスピード感などを体感し、「これを名古屋のアップデートに活用したい」と思い設立に至った。
参加対象は「名古屋をより良く(アップデート)したい人」。「暮らしを良くする感覚」と倉橋さん。同サロンメンバーがやってみたい、誰かと一緒に挑戦したいことをサロン内で提案し、仲間からの賛同や協力を受け実現。それらの繰り返しが「名古屋をアップデートする」ことになるという。「オンラインサロンのメンバーが楽しんで名古屋で活動することで名古屋の街がよくなる。瞬間的に熱量を持って伝えられる、広い範囲の人に伝えられるというオンラインの強みを生かす」とも。
キックオフイベントでは倉橋さんがサロンの持つ可能性や、「わらしべ長者」「談議」「スナック巡り」「実態調査」などの活用法の提案、参加の呼び掛けを行った。
会費は月額3,000円。会員になるとフェイスブック「秘密のグループ」、定例会(リアル・オンライン)、メンバー限定イベントへの参加ができる。