名古屋を中心にした8の和菓子店が出店する「春の和菓子まつり」が4月4日、寺院「西別院」(名古屋市中区門前町1)境内で開催される。
同イベントを開催するのは、飲食店経営やイベント運営を手掛ける「エイティーズ」社長の横地義信さん。同所で毎月28日に開催する同社主催のマーケットイベント「なごやか縁市」のほか、「アジアンマーケット」開催の実績がある。
横地さんは「名古屋にはおいしい和菓子店がたくさんあるが、持ち帰りのみの店舗が多い。京都ではイートイン可能な和菓子店も多く食べ歩きもできる。これを参考に、少しずつさまざまな和菓子を食べられる和菓子処(どころ)を名古屋で実現したいと思いと思った」と話す。名古屋には屋外開催の和菓子がないことから企画したという。
「長寿園本店」(中区)、「つばくらめ」(中村区)、「お菓子の国はやし屋総本店」「餅屋 青木商店」(以上、北区)、 「桔梗(ききょう)屋」(港区)、「御菓子司 両口屋」(刈谷市)、「花あかり。」(弥富市)、「巴庵(ともえあん)菓子工房」(岐阜県恵那市)。和菓子・春・桜をテーマに据え、1店舗当たり4種類程度の和菓子が集まる。「桜餅や草餅などを販売する店舗が多い。そのほか、各店の名物のどら焼きや鬼まんじゅう、わらび餅などが集まる予定」と横地さん。「当日まで花が残っているか心配だが、境内には大きな桜の木がある」とも。会場にはその場で食べられるようにテーブルや椅子を設置する。
当日は会場に、コーヒーや伊勢茶、紅茶、すし、たこ焼きなどのフード、和雑貨など販売や、音楽ステージも開催予定。
開催時間は10時~15時30分。