子どもが主役の店や親子で楽しめる店が集まるイベント「ノビル おやこマルシェ」が4月2日、金山総合駅(名古屋市中区金山1)南口広場で開かれる。
主催は金山商店街振興組合と、個性を育てることを目的に週に1度開校しているオルタナティブスクール「ノビルスクール」。
当日、出店する18店舗のうち12店舗が親子や同スクールの子どもたちが手掛ける。同スクール代表の水野真理子さんによると企画の背景は、子どもたちから「ものを売りたい」という意見が出たことだという。
出店や販売商品は、親子や同スクール内で一から相談した。「ほとんどの店が子どもたちが考えた店で、子どもたちが主役で主体的に動いている」と水野さん。
出店内容は、ゲームやフリーマーケット、アクセサリー、消しゴムはんこグッズ、ネコ雑貨、キーホルダー作り、紙芝居、楽器セッション、塗り絵、古本など。親子で楽しめるワークショップやゲーム、音楽、健康についての学びなど、さまざまな方面で楽しめるラインアップをそろえる。
物品の代金やサービスの利用料は現金で支払う。「お金はおもちゃのものではなく、本物。金山を舞台としたリアルな経済実践体験の場。店を出すのが初めての方も多く、販売することも初めて。値段の付け方、売れる楽しさなど実体験として学ぶことができる」(同)。
開催時間は10時~15時30分ごろ。入場無料。