5月1日から施設の名称が「中部電力 MIRAI TOWER(ミライタワー)」に変わる「名古屋テレビ塔」(名古屋市中区錦3)で4月30日、新名称サイネージの点灯式とオープニングセレモニーが行われた。
名古屋テレビ塔と中部電力(東区)は3月の記者発表会で、中部電力のネーミングライツによる新名称と、5月1日から3年間限定で使用が始まることを発表した。地域共生活動のパートナーとして栄地区を中心とする名古屋、愛知の地域活性化を図ることを目的に、両社の連携を確固たるものにするために、ネーミングライツの導入を行ったという。
セレモニーは愛知県立松蔭高校和太鼓部の演奏で幕開け。主催者の名古屋テレビ塔の大澤和宏社長と中部電力の林欣吾社長、ゲストの大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長が参加した。
大澤社長は「持続するまちづくりが大切。中部電力の力も借りながら、我々も頑張ってMIRAI TOWERが地域に役立つことを果たしていきたい」、林社長は「栄のど真ん中がにぎやかで明るいことが大切。そうなることで名古屋市がもっと元気に、愛知県が強く大きく発展していくことを確信している。我々が少しでも役に立てたら」とあいさつ。
大村知事は「中部電力 MIRAI TOWERとしてさらにパワーアップして、多くの市民、県民に愛されることを期待したい。延々と名古屋のシンボルとして盛り上げていきたい」、河村市長は「今後楽しみにしてほしい。シンボル 中部電力 MIRAI TOWERとしてかわいがっていきたい」とコメントした。
点灯式では縦=2メートル、横=11メートルの新名称サイネージが点灯した後、塔体には「ありがとうのあふれる街に。」と題した企画で一般募集した70人分のメッセージが投影された。同企画のメッセージ点灯日は、5月1日(日没後~20時予定)、2日・3日(19時30分~20時予定)の3日間。
5月1日を「中部電力の日」とし、同塔展望台料金を、大人900円のところ500円に、小中学生以下を無料に優待する。(新型コロナウイルスの感染拡大状況により、開催を中止する場合がある)。
営業時間は10時~21時(土曜は21時40分まで、最終入場は営業終了時間の20分前まで)。