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名古屋テレビ塔が「中部電力 MIRAI TOWER」へ 3年間限定の新名称

新名称「中部電力 MIRAI TOWER」のロゴを掲げる、名古屋テレビ塔の大澤和宏社長(左)、中部電力の林欣吾社長(右)

新名称「中部電力 MIRAI TOWER」のロゴを掲げる、名古屋テレビ塔の大澤和宏社長(左)、中部電力の林欣吾社長(右)

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3)が3月24日、中部電力(名古屋市東区)のネーミングライツ(命名権)による新名称を「中部電力 MIRAI TOWER(ミライタワー)」と発表した。

昨年9月に免震・改修工事と店舗リニューアルを行った名古屋テレビ塔

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 新名称は5月1日に使用が始まり、3年間限定。施設内の看板を新名称に変えるほか、同塔3階から外に向け、新名称のロゴをLEDで表示する予定。すでに両社間の契約は完了している。

 名古屋テレビ塔の大澤和宏社長は「コロナ禍の影響がある中、栄地区、中部地区を盛り上げたいという思い。地域共生活動における当社と中部電力との連携を確固たるものにするために、ネーミングライツの導入を行った」と話す。名古屋テレビ塔としてネーミングライツは初めて。

 「MIRAI TOWER」は、昨年9月の同塔リニューアル時から「ミライを結ぶタワーを目指す」という考えでコンセプトとして使っているワード。中部電力の林欣吾社長は「感謝の思いと地域と歩む姿勢を形にしたいという考えで、地域のシンボル的存在である名古屋テレビ塔のネーミングライツを取得した。『MIRAI TOWER』のコンセプトは、未来に向けて新たな挑戦していくという当社の思いと重ね合わせられた」と話す。

 中部電力は名古屋テレビ塔の会社設立時の発起人の一人であるほか、社外取締役を継続して輩出、近くに会社を構えているなど親和性が高いという。

 「両社で元気な中部地区を作りたい」(大澤社長)と意気込む。

 オープニングイベントとして5月1日~3日の間、一般募集する70人のメッセージを同塔本体のビジョンに映し出す企画「ありがとうのあふれる街に」を実施する。メッセージの表示は期間中の日没後。募集テーマは「今伝えたい感謝のメッセージ」。応募は4月11日までで、特設サイトで受け付ける。

 5月1日を「中部電力の日」とし、展望台入場料を優待する。通常、大人=900円のところを500円、小人=400円のところを無料にする。当日の入場料は全額、社会貢献活動へ寄付するという。新型コロナウイルス感染症拡大状況により、開催を中止する場合もある。

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