愛知銘菓・えびせんべい「ゆかり」を主力商品に持つ「坂角総本舖」(東海市)が5月13日、栄の商業施設「ラシック」(名古屋市中区栄3)1階で創業130周年を記念して作ったグルメの販売イベント「BANKAKU KITCHEN-海老(えび)とカレーとプリン-」を開催する。
なめらかな食感が特徴の「BANKAKU<坂角たまご>のプリン」
同社は1889(明治22)年創業。同社広報担当者によると、「感謝の気持ちを伝えるとともに、まだ坂角総本舖を知らない若い方に知っていただくきっかけを作りたいと考え、プリンやカレーなど、百貨店になじみのない方も楽しんでいただけるメニューを開発した」という。約2年を掛けて準備した。
「ゆかり」の製造工程で生まれるエビの殻から作る「えび粉」で風味を付けた「BANKAKU海老カレーパン」(378円)、エビにホタテのうま味を加えた「BANKAKU海老カツサンド」(540円)は愛知のパン店「パンのトラ」と共同開発した。エビの殻を加えた飼料で育てる鶏の卵のほか国産素材を使い「滑らかな食感が特徴」という「BANKAKU<坂角たまご>のプリン」(411円)、オマールエビとトマトのカレーにエビカツを載せる「BANKAKU海老カツカレー」(1,383円)、ゆでエビを合わせる「BANKAKU海老カレー」(1,059円)の5種類。「BANKAKU海老カレーパン」「BANKAKU<坂角たまご>のプリン」が「お薦め」だという。
テークアウト販売が基本だが、会場に設置するテーブル席(2人掛け6卓)でのイートイン利用も可能で、その場合は消費税が10%になる。
6月1日からオンライン限定で販売する、「ゆかり」チップスとローストした千葉県産落花生を合わせた菓子「YUKARIco」も会場で先行販売する。価格は346円。
営業時間は11時~20時(変更になる場合あり)。今月30日まで。