京都のかき氷店「京氷菓つらら」が現在、名古屋栄三越(名古屋市中区栄3)地下1階リカーショップ前のイベントスペースに期間限定で出店している。東海エリア初出店。
「フルーツと合う」というさんしょうを振りかけた「パイン2ブロック」
京都市中京区に2019年7月にオープンした「京氷菓つらら」。常時13~14種類のかき氷を販売する。
「京氷菓つらら」の催事担当マネジャーで同催事の店頭にも立つ田中寛之さんは「全てが手作り。旬の生のフルーツを使ったシロップなど手間暇かけて作っている。氷は、通常より高めの設定温度で『寝かす』ことで、ふわっとやわらかな食感に仕上げる」と話す。
期間中、京都の店舗で人気のメニューを中心に5種類を販売。「瀬戸内レモンミルク」は、レモンの皮などをアクセントにしたレモンクリームに、ローストしたピスタチオやクッキーをちりばめ、「ダイレクトにレモンを感じるさっぱりした味。クッキーなどの食感がいい」という。「パイン2ブロック」は、パイナップルシロップとミルクシロップなどをかけ、かき氷の上と中に生パイナップルを入れ、「ふわっと香り、フルーツと合う」というさんしょうを振りかけた。「京都らしさを出した」という「特製 和つらら」(以上1,430円)は、京都の茶農家が作る抹茶を使った抹茶エスプーマや飾りに「ぶぶあられ」を使い、わらび餅を忍ばせた。「完熟マンゴーココナッツミルク」(1,760円)はマンゴーシロップとココナツミルクシロップをかけ、中にパンナコッタを忍ばせる。
同催事のために作った新メニュー「チェリーティラミス」(1,430円)も用意。マスカルポーネクリームやココアなどを使うティラミスのベースにチェリーシロップを合わせる。
「氷の中にフルーツやわらび餅などを入れるなど、かき氷という枠を超え、スイーツとして楽しんでいただける」と田中さん。「京都の店には季節を問わず、かき氷を食べに来る方も多い。かき氷好きの『ゴーラー』の方もいらっしゃる」とも。
席数は約15席で、1席ごとにパーティションを設置する。
営業時間は10時~19時。今月29日まで。