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「ARTS CHALLENGE 2022」7月から募集開始 国際芸術祭「あいち2022」と連動

公募展「ARTS CHALLENGE 2022」が募集内容を発表。国際芸術祭「あいち2022」と連動

公募展「ARTS CHALLENGE 2022」が募集内容を発表。国際芸術祭「あいち2022」と連動

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 国際芸術祭「あいち」組織委員会が6月17日、公募展「ARTS CHALLENGE(アーツ・チャレンジ)2022」の募集内容を発表した。

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 アーツ・チャレンジは、39歳以下の若手アーティストから作品プランの募集を行い、活動発表の場を提供することで、愛知から世界を舞台に活躍するアーティストの輩出を目指す公募展。12回目となる今回は、国際芸術祭「あいち2022」のプレ企画として開催。同芸術祭にちなんだテーマを設定し、募集内容や審査方法、サポート体制をリニューアルして実施する。

 テーマは「I Got Up 生きなおす空間」。愛知芸術文化センターのパブリック・スペースや展示室(アートスペースX)を活用するプランを募集する。普段は作品展示で使用されることの少ない空間が「生きなおす」ような、その様相を大きく変化させたり、場所の特性にポジティブに応答したりするプランを期待しているという。

 テーマに含まれる「I Got Up」は、愛知県出身のアーティスト・河原温による同名のシリーズ作品で、世界各地から河原の起床時間が印字された絵はがきを送るというアート。応募する作品プランは、河原の同作を直接参照したものから、独自に解釈を加えたものまで、多様な展開を可能とする。ジャンル(平面、立体、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど)、素材(木、金属、陶など)は問わない。

 入選作品の展示は来年1月22日~2月6日、同センター内で開かれる「ARTS CHALLENGE 2022」で行われる。

 審査員は美術批評家の沢山遼さん、国立西洋美術館主任研究員の新藤淳さん、アーティストの竹村京さん、愛知県美術館主任研究員で国際芸術祭「あいち2022」キュレーターの中村史子さん。特別審査員に国際芸術祭「あいち2022」芸術監督の片岡真実さんが加わる。

 審査により選出された入選者(8組程度を予定)全員に、活動奨励費30万円を支給する。公募展開幕前日に実作審査を行い、審査員賞(3組)を選出。同賞受賞者には20万円を支給する。入選作品の展示期間中に来場者の投票で決定する観客賞(1組)も選出する。

 募集期間は7月3日~8月30日。応募はオンラインでのみ受け付ける。応募は1人(組)につき1点。他の公募展などに応募していない未発表のオリジナル作品に限る。

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