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ドイツ拠点の有松・鳴海絞ブランド「suzusan」が名古屋栄三越に限定出店 ディレクターも来場

世界で注目される「suzusan」のコレクションが集結

世界で注目される「suzusan」のコレクションが集結

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 名古屋栄三越(名古屋市中区栄3)の3階「uniteマーケット」に9月8日、有松・鳴海絞ブランド「suzusan(スズサン)」の期間限定ショップがオープンした。

受注生産で販売する「suzusan × 伊藤仁美 結城紬手織りストール」

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 名古屋の伝統工芸である有松・鳴海絞の文化を受け継ぎ、2008年にドイツで設立された同ブランド。国内外の上質素材を使用し、手仕事による職人技にヨーロッパのエッセンスを加えたファッションアイテムを販売している。伝統をモダンに転換した独自のデザインで、現在では世界23カ国に展開中。

 同店では昨年も「suzusan POP UP STORE」が出店し、好評を得たという。「世界で評価されるsuzusanの魅力をもっと伝えたい」(名古屋三越担当者)という思いから、今年は「suzusan Limited Store」と名前を変えて約3カ月間にわたる長期出店を企画した。店頭には、ドイツのアートをほうふつさせる柄のコレクション、染めのにじみを生かしたカシミヤニット、彩色豊かなストール、肌触りの良い毛織物、立体形状の照明など、豊富なラインアップがそろう。

 期間中はさまざまなイベントを実施する予定。今月17日~23日には着物家の伊藤仁美さんとコラボした結城紬(つむぎ)手織りストールのオーダー会を開催する。10月31日には、「suzusan」のクリエーティブディレクター村瀬弘行さんが来店。ドイツから2年ぶりに帰国し、来店客をアテンドするという(状況によりオンラインでのアテンドに変更となる可能性もあり)。

 9月・10月は衣料・雑貨商品、11月はインテリア商品を中心に販売する。10月20日からは有松・鳴海絞の新しいスーベニアブランド「tetof 1608」の商品や、名古屋芸術大学現役学生による有松絞のブランド「染めいよしの」と「ピコ」の手拭いも取り扱う。期間中、5万円以上の買い物で粗品を進呈する(なくなり次第終了)。

 ショップの営業時間は10時~20時。出店期間は11月30日まで。

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