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国際芸術祭「あいち2022」の参加アーティスト第2弾発表 31の国と地域から計77組

愛知芸術文化センターで国際芸術祭「あいち2022」の参加アーティスト第2弾を発表。芸術監督の片岡真実さん(左から3人目)が新たに55組を発表

愛知芸術文化センターで国際芸術祭「あいち2022」の参加アーティスト第2弾を発表。芸術監督の片岡真実さん(左から3人目)が新たに55組を発表

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 国際芸術祭「あいち2022」の記者会見が2月15日、愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1)で行われ、参加アーティスト第2弾が発表された。

新たに55組のアーティストを発表

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 同芸術祭は「STILL ALIVE 今、を生き抜くアートのちから」をテーマに、7月30日~10月10日の73日間にわたり開催される。主な会場は名古屋市の愛知芸術文化センター、有松地区、一宮市、常滑市。

 この日は奈良美智さん、足立智美さんら「現代美術」に出展するアーティスト55組を新たに発表。昨年8月に発表された22組と合わせ、31の国と地域から計77組となった。男女比は現時点で男性44組、女性32組、コレクティブ1組。3月中にあと数組を発表し、80組前後、全体の約60%が新作になる予定。

 国内外の先鋭的な演劇、音楽、ダンスなどの舞台芸術「パフォーミングアーツ」と、現代美術等の普及・教育により、文化芸術の日常生活への浸透を図る「ラーニング・プログラム」の参加アーティストは、3月に発表する。

 芸術監督の片岡真実さんは「地域、男女比など、さまざまな角度からのバランスを強く意識した」と話す。

 参加アーティストの選定に当たったキュレトリアル・アドバイザーの島袋道浩さんは、「コロナ禍で海外にリサーチに行けない中、各地域のキュレトリアル・アドバイザーが約20組ずつ推薦し、選んでいった。作家は死んでも作品は生きているとの思いで、私自身は物故作家も積極的に推薦した。生き生きとした姿の作品を紹介したい」と意気込む。

 会見では各アーティストの会場も発表。愛知芸術文化センターは38組、有松地区は9組、一宮市は18組、常滑市は12組が出展する。各地域の歴史や文化と芸術祭のテーマからアーティストの場所を考えたという。

 片岡さんは「会場となる地区に根付く手仕事などの伝統と、世界の各地域の伝統では、どのような対話が可能かを探っていきたい」と話す。

 現代美術展のチケットは4月1日から販売予定。

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